底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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吃音と共に生きるという生き方

こんにちは。

 

11月に入ってましたね。

気温も寒くなってまいりました。

僕は冷え性ですし、今からの時期は本当にキツイです。

寒さで身が縮こまってしまいます。

カチンコチンに固まってしまいます。

 

ということで、今回は吃音(いわゆるどもり)について。

とある日、いつものようにネットサーフィンをしていたら、

吃音を患っている人が、障害者手帳を申請しようかどうか迷っている

という記事を見つけました。

 

皆さんはご存知ないと思いますが、

僕も吃音を患っています。

なので、その記事に興味を持ってしまったんですね。

 

吃音で障害者手祥って取得出来るもんなのか?

と思って、調べてみましたら不可能ではないらしい。

でも、簡単ではない。

 

stammer.jimdo.com

 

調べていた途中で、このようなサイトが出てきた。

はい。ここまでの流れで分かったかもしれませんが、

僕はこの考え方には賛同しません。

 

障害者手帳を取得したら、吃音症でも生きやすい世の中になるのか?

ということです。

答えは、" No " ではないでしょうか。

障害者手帳を取得出来たら、吃音が治るわけではないし、

改善するわけでもありません。

世の中の人の目も変わるでしょうか?

原発事故が起きた福島に住んでいた住民が

避難先でいじめに遭っているというニュースもいくつもありましたよね。

残念ながら、世の中にはまだまだそういった奴らがいるのです。

 

それじゃあ、何のために?ってなりますよね。

www.npo-tms.or.jp

 

唯一ともいえるメリットが金銭的な優遇です。

障害者手帳を提示することで、金銭的な割引とかを受けられるんです。

僕の祖母は身体障害者手帳を持っていました。

心臓病関連でです。

その障害者手帳を使って、障害者割引の恩恵をいろいろと受けました。

僕もです。

料金が割引になったりするところがほとんどなんですが、

障害者本人だけでなく、同伴者1名も同様に適用出来るんです。

つまり、2人いても1人分の料金で済むわけです。

JRの切符とかでも使えます。

特急列車で遠くに行く時も使えるので、

お得感が半端ないです。

 

車に貼る障害者のマークを申請して車に貼れば、

障害者用の駐車場に止めることが出来ます。

障害者本人の車でなく、家族の車でも大丈夫です。

障害者本人が乗っていなくてもOKなんです。

(障害者本人が乗っていない時に、

 障害者用の駐車場に止めるのはマナー違反だけど)

 

吃音を患っている方、どうですか?

障害者手帳を取得したいですか?

それを決めるのはあなた自身です。

 

以下は、吃音を患っている方へ向けた一つの提案です。

共存という方法もありますよという話。

 

ガンも今では治るものもあります。

ガンと共存していくという生き方をしている方もいます。

 

今は、多様性の時代となりました。

LGBT の権利保護などが少しずつ広がったりしていますよね。

 

吃音だから、生きにくい。

今はそういう時代ではなくなったのかもしれません。

 

2018年の R-1 では、

目が見えない 濱田祐太郎さんが見事に優勝しました。

 

Eテレでは、障害者の方などが出演している

バリバラという番組が放送されています。

 

障害があるから、生きにくい。

そんな考え方は通用しなくなってきているのかもしれません。

 

今は、SNS とかで "コミュ障"  という言葉を

使っている方がたくさんいますよね。

”俺はコミュ障だから、~ ” とか。

普通に使われていますよね。

そういう意味では、同志が増えた。人権を得た。

と言えるのではないでしょうか?

おそらく、ファッションの人もそこそこいるでしょうが。

 

最後にとあるお方を紹介します。

僕が好きな作家さんです。

重松清さんです。

ja.wikipedia.org

 

www.shinchosha.co.jp

 

重松清さんの ”きよしこ” という作品を読んでみて下さい。

中学から高校の頃にこの作品に出会いました。

重松清さんに出会ったのもこの時期です。

その頃から、重松清さんの作品を愛読するようになりました。

吃音で悩んでいたりするならば、この作品を読んでみたらどうかな?

 

吃音だから、生きにくい?

そんなガラスなんか割ってしまおうよ。