底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

伝え方次第で結果は変わる

こんにちは。

 

皆さんはバレンタインデーに

チョコとかを貰ったことはありますか?

 

貰えないなら貰えないでも、

それで何も問題はないんですけど、

どうせなら一つでも貰いたい

と思ったりもするものです。

 

でも、いざ貰うとなると

お返ししないといけないので、

面倒くさく思ったりもします。

 

どんなものをどれくらい

どこで買えばいいのか考えないといけないのが、

凄く面倒くさかったりします。

だからと言って、お返しをしないと

トラブルになったり評判が落ちたりします。

 

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介護の世界でも同じような

面倒くさいものにこんな事例があります。

 

僕は介護施設

19歳の時から入ってます。

男性だけでも珍しい中で、

さらに若いとなると

それだけでアドバンテージとなっている

状態になるんです。

 

特に何もしなくても、

向こうから好意的な感じで

近づいてくる場合があるのです。

 

初対面でも親友レベルの

待遇を受けることが出来たりするわけで、

結構ありがたいアドバンテージになるんですけど、

物をあげたりする人が出てくると

途端に厄介な問題に変わり果ててしまいます。

 

法律で決まっているため、

金銭はもちろん受け取れません。

なんで、まだ断りやすい部類なんですが、

お菓子などになると法律上は問題にはなりません。

 

施設のルールとして、

貰ってはいけないというルールになってますが、

それを説明したところで、

"大丈夫バレないから" 

で納得して貰えません。

 

さらに、誰々さんは貰ってた

などと言われるとさらにハードルは上がります。

 

どうしても納得してくれない場合は、

一旦その場で預かり、

本人が居室にいない時に

隠れて返すといったことをやっています。

 

賞味期限が切れていたり、

床とかに無造作に置きっぱなしに

なっていたりする可能性も十分になるため、

食べるとなると衛生上、

問題がある場合があります。

なんで、上記の方法を取っています。

 

以前は、職場の上司も

受け取ることに寛容的な人が

いましたが、

容認していた結果、

"あの人が職員さんにあげてたから、

私もあげないといけない。

だから、たくさん持ってきて。"

と家族さんに要求する人が出て来て、

賄賂贈り合戦的な感じで、

問題になったことがあります。

 

それから彼らが

違う職場に行ったこともあり、

規制するというルールになりました。

 

贈る方は悪気は全くないんで、

上手くやり過ごすのがいいんですけど、

コミュニケーション強者じゃないと

なかなか上手くは出来ません。

 

なんで、基本的にうちでは

そもそも食べ物の持ち込みは

禁止となっています。

(食中毒の観点からも)

財布も基本的に持ち込みは認めてません。

(本人がきちんと管理出来る方で、

どうしてもまだ本人に管理させたいという

家族さんの要望などがあれば別ですが)

 

兵糧攻めのように、

あげるものがなければ

この問題は自然と解決に向かいます。

 

でも、そういう

強引なやり方は好みじゃない

というところもあるでしょう。

 

ならば、変化球を投げましょう。

 

会話はキャッチボールだとも言われます。

キャッチボールは普通、

ストレートを投げると思いますが、

変化球を投げてはいけないという

ルールはないはずです。

(受け手がきちんと取れるならば)

 

なんで、

"そもそもお菓子は食べない派なの"

とか、

"甘いものは嫌いなの"

と言った感じで緩く受け流したり

するといった手法を

今は取っています。

 

皆さんはどんな感じでやってますか?