底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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細かい違いを見つけると面白くなるかもしれない

こんにちは。

 

コロナに罹って、

10日間自宅待機していた

のがついに解除になりまして、

仕事に復帰したんですね。

それが今週の月曜日です。

そこから、4連勤になる

予定だったんですね。

 

サラリーマンとかだと、

4連勤なんか当たり前の

世界なんでしょうけど、

介護士の僕は

せいぜい3連勤ぐらいまでが

ほとんどなんですね。

4連勤なんか滅多にないんですね。

なんで、4連勤ってなると

長いわってうんざりするんですよね。

 

その4連勤の3連勤目

になる予定だったのが

今週の水曜日だったんですけど、

その仕事中に父から電話がありまして。

 

職場に僕宛ての電話が来たのが

初めてだったんで、

ちょっと困惑していたんですけど、

聞いてみたら母親の母親が

(僕からみたらおばあちゃんになりますね)

亡くなったということだったんですね。

 

それで、ちょうど僕が

キーパーソンになっていたんで、

僕に病院から電話が

掛かっていたんですけど、

仕事中で出れなくて、父親の方に

電話が行っていたようです。

 

キーパーソンというのは、

その名の通り、鍵となる人という意味です。

要は、優先順位一番目の緊急連絡先

に指定された人ですね。

 

介護施設とか病院に入ると

このキーパーソンを誰にするか

というのを最初に決めます。

容態が変化した時以外にも、

何かものを持ってきてほしいとか

そう言った細かいこととかにも、

一番最初に電話をかける相手

となるのが、このキーパーソンです。

 

それで、キーパーソンに

僕がなっていたので、

すぐに病院に来てほしい

と言われて直行することになったんですね。

 

それで、また仕事の休みを

ゲットしたというわけなんですけど、

嬉しい反面、

また仕事を休むことになって

ちょっと他の人に申し訳ないなあ

と思わなくもないなあ

って感じになってます。

 

まあ、こればかりは

どうしようもないんですけど。

 

ということで、

昨日、お通夜があって

今日、葬儀があったんですけど、

それらってふと違った目線で見ると

面白いと感じたりもするよ

というのが今回のお話です。

 

お題「地元では当たり前のものなのに、実は全国区ではなかったものってありますか?」

 

日本で葬式をするとなったら、

仏教でやることが多いと思います。

その仏教の中で浄土真宗というのが

日本では多いので、

その宗教で式をあげることが多い

かと思います。

でも、その浄土真宗という中にも

いくつか宗派がありまして、

細かいところが違ったりします。

 

なんで、地元ではこうするのが

当たり前なのに、

他の都道府県に行ったら

違っていたということが

あったりします。

 

今から約15年ほど前

のことなんですけど、

僕の家の親戚で

山形県に住んでいる人がいるんですね。

僕の家は石川県なんで、

高速道路で行っても

片道6時間以上もかかります。

 

なんでまあお互いが

お互いの家に行くこと

ってまあないんですよね。

向こうさんから何度か

家に一度来てみては?

とお誘いがあったんですけど、

なかなか行ける機会が

なかったんですね。

 

そんな中、その山形に住んでいる

僕の父の兄弟が亡くなったんですね。

それで、山形県に行くことになりまして、

次いでに家族全員で行こうや

っていうことになって

家族全員で行ったんですね。

 

余談なんですけど、

僕の家の親戚は

山形県以外にも

新潟県と愛知県にも

いるんですね。

それぞれ父の兄弟姉妹

という関係なんです。

 

まあ、なんで

親戚一同が揃う機会なんて

滅多にないんですね。

実際にこの時以降では、

まだ一度もありません。

この時を含めても全部で3回ほど。

(僕が生きている中で)

 

去年、妹が結婚したんですけど、

コロナ禍でまだ結婚式も

挙げれていないんで、

まだその時以来初となる

親戚一同集合も出来てないんですね。

 

話は戻りますが、

山形県に家族全員で

行くことになりまして、

葬儀に参加したんですけど、

その時は親戚のほとんどが

集合していたんで、

新潟の人も愛知の人も

来てたんですね。

 

葬儀の会場に着きまして、

控室みたいなところに

誘導されて待機していたんですね。

そこは畳の部屋の和室でした。

大きさはそこそこ広め。

 

そこで、式が始まるのを

待っていたんですけど、

次第に僕らがソワソワ

しだしたんですね。

 

ここはあくまで、

親族の控室で

式をやるホールではないはず。

でも、待てど暮せど、

そのホールへの移動の

案内が来ない。

おかしくない?

と思っている中、

地元の人らしき人も

どんどん入ってきて、

最終的にお寺のお坊さんまで

入ってきたんですね。

 

その時点で、

えっ?うそでしょ?

って感じだったんですけど、

ソワソワしていたのは

僕ら他県民だけで、

地元の方達は

普通にしていたんですね。

なんで、恐らく

地元ではこれが普通のようだ。

 

その後も色々と続いたんですね。

 

式が進行して、

故人を棺に収める

段階になりまして、

棺に蓋をしたんですね。

 

そうしたらですね。

なんと、葬儀屋さんが

棺の四隅に釘を打ち始めたんですね。

それだけでなく、

どうぞ、皆さんもやってください。

って言って来たんですね。

 

それで、もう僕らは

軽くパニック状態になりまして。

僕らのところでは、

棺に蓋をするだけなんですね。

その上から釘を打つなんて

そんなことはしないんで、

カルチャーショック状態に

なっていたんですけど、

そこに僕らもそれをやれって

とどめを刺されまして。

今でもその時の光景は

鮮明に覚えています。

それくらい衝撃的だった。

 

後は、ちょっとしたことなんですけど、

火葬場に入るために

マイクロバスに乗っていて、

いざ敷地内に入ろうというところで

バスが停まりまして、

僕ら他県民のうちの一人に

バスの運転手さんから

花を一輪手渡されて、

それを敷地内の

花壇みたいなところに

植えて来てください。

と言われたんですね。

 

なぜそんなことをするのか

理由は言わなかったし、

僕らも追求はしませんでした。

誰か分かる方がいれば、

教えてください。

これって、なんの宗派か

分かりますか?

 

最後は、個人的に

ちょっとだけ気になったこと

なんですけど、

お経をお寺のお坊さんとかが

読んでいる時に、

合掌してくださいって

言われることってありますよね。

それで、合掌した後に

皆さんのところでは、

お坊さんはなんて言いますか?

僕らの宗派では、

お直りください。って

言われます。

 

なんですけど、

その時のお坊さんは

"らいはい"  って

言ったんですね。

それを聞いて、

僕は軽くパニックになりまして。

らいはいってなに?

合掌をやめてもいいってこと?

それとも、まだなの?

どっちなの?って。

ちょっとだけ間を置いて、

お直りください。って

言われたんで、

まあすぐにパニックは

収まったんですけど、

毎回、それが続いて、

その度に、らいはいって何?

って気になってました。

 

そんな僕の地元の

石川県は熱心な信者が

多い地域でもあります。

僕の家は浄土真宗真宗大谷派です。

 

僕の地元では、

お坊さんのお経が長いのが

特徴です。

49日とかのお経が30分ほど。

お通夜とか葬儀では

約1時間ほどトータルでかかります。

(僕のおばあちゃんの時のデータです。)

お通夜とか葬儀だと、

特別な長いお経をいくつか

やったりするので、

余計に長くなります。

僕の地元では

それが普通の感覚でしたが、

他県民の親族は長過ぎるって

愚痴ってました。

まあ、僕らでも毎回思ってますけど。

 

そんなお経の中で、

正信偈というものがあります。

皆さんはご存知でしょうか?

帰命無量寿如来 きみょうむりょうじゅーにょーらいー

から始まるやつです。

 

これを石川県では、

お通夜とかで参列者みんなで

お坊さんのに合わせて合唱します。

慣れている高齢者は、

正信偈が書かれている本を

持参して来ます。

それを見て、合唱します。

それを見ずに暗記している人もいます。

全然、それは珍しいことではありません。

僕も最初の3行までなら覚えています。

月に1回お寺に行って、集会とかがあります。

そういうところとかで

訓練されているので、

そういう人がザラにいます。

子供の頃からです。

僕も子供の頃は通っていた

時期があります。

そういうこともあって、

家に正信偈の本が

いくつもあるなんて

当たり前です。

僕のところでは。

場合によっては、

葬儀屋さんの方で

準備してくれる時もありますけど、

そうじゃない時もあるので、

慣れている人は持参して来ます。

 

そんな正信偈

みんなで合唱するのが、

僕らのところでは

当たり前なんですけど、

約15年ほど前の

山形の葬儀の時は、

そうではありませんでした。

なんと、正信偈

お坊さんが唱えている間、

参列者はお焼香を

していたのです。

そうするように、

葬儀屋さんから

アナウンスされていたのです。

僕らにとっては、

衝撃的な光景でした。

ちなみに、この正信偈の合唱だけで

約10分〜15分くらいかかります。

南無阿弥陀仏のパートを入れて)

 

南無阿弥陀仏のパートって

難しいですよね。

お坊さんにとって、

全然違って来ますし。

正信偈のとこまで合唱する人が

ほとんどでしょうけど、

皆さんはどこまで合唱しますか?

僕は一応頑張って、最後までやってます。

南無阿弥陀仏のパートは

声量は下げてますが)

 

葬儀が終わった後に、

お坊さんと話す機会があり、

そこでそのことを僕の父が話したところ、

他県ではそうなんですか。

それは凄いですね。

いいことです。

的なことを言ってました。

 

今ではまた当時と変わっている

ところもあるかもしれませんが、

皆さんのところはどんな感じでしょうか?

良ければ教えてください。