底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

カブッキーランドのこどおじ介護士カイトキュンのライフハックブログ

底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

自分で介護施設を探すのが大変だった話。

こんにちは。

 

カイトキュンには母親がいるんですけど、

脳腫瘍による後遺症で身体の右側が麻痺しているんですね。

それで今までは、デイサービスを使いながら

在宅で介護していたんですけど、

ちょっと最近状態が悪化してきて、

一人で立てなくなったりしたんですね。

そんな中で認定調査っていう介護度を認定する

調査が先月あったんですけど、

それで要介護4になったんですね。

Bling-Bang-Bang-Born でお馴染みの

一番上が要介護5なので、その一つ下になりますね。

要介護5が寝たきりって感じなので、

その一つ下の要介護4ならほとんど一人でできないって感じで、

あんまり動いたりせずに寝てることが多いって感じですかね。

要介護3からは特養こと特別養護老人ホームっていう

お安い介護施設に入れることが出来るんで、

そろそろ順番に着こうかなと介護施設を探すことにしたんですね。

 

カイトキュンが探すことにした介護施設の条件は以下の通り。

月額9〜10万ぐらいで、(11万円未満で)

順番待ちがあんまりなさそうな

(介護サービス情報公表システムという厚生労働省が提供している

https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/

介護施設の情報が載っているサイトから直近の施設の情報を確認することが出来る。

そこから直近の施設の待機者数を見ることが出来る)

(今回は待機者数が30人未満のとこで探しました)

という条件を満たした特別養護老人ホーム

 

まずは最近よくテレビのCMで流れている

みんなの介護というサイトで

介護施設を探してみることにしたんですね。

 

掲載数NO.1 ということでたくさんの数が

出てきたんですけど、

ちょっと色々と問題があったんですね。

 

僕が探すのは石川県の特養なので、

検索するところから石川県と特養という条件で検索すると

いくつも出てきたんですけれど、

肝心の料金が表示されていないんですね。

介護施設に関するいろんな情報が載っているんですが、

(職員の数とか職員の勤務年数とか)

その情報がいつのものなのかという情報が

どこにも書いていないんですね。

1年経つだけでもがらりと状況が変わったりする業界なので、

いつの時点での情報なのかというのはすごく大事な情報になります。

それが書いてないのが凄く残念。

 

月額15万円以下の施設を探すという

検索の方法があるんですけど、

それを使うと特養が表示されません。

表示されるのはサービス付き高齢者向け住宅とか

グループホームとかばっかり。

 

そういうのを探したい人もいることはいるんですけど、

大方の人は特養を探したいんだと思うんですよ。

その肝心の特養の情報が少ないのは

本当に残念。

 

なんで、仕方がなくて

Google Maps で近くにある特養を検索して、

そこから公式サイトに飛ぶという方法で

検索することにしたんですね。

 

それでいざ検索してみると分かるんですが、

結構ヒットするんですね。

中には公式サイトがないところもありますが、

ほとんどは公式サイトがあり、

そこに飛ぶことが出来ました。

 

そうしてそこから料金を調べるという作業が

始まったんですけど、

肝心の料金がサイトに載っていないという

施設がまあまああったんですね。

施設の紹介とかはあるんですけど、

肝心の料金が書いてなかったりするんですよ。

あとは、個人によって変わってくるから

直接施設の方に問い合わせろとしか書いてなかったり。

 

そうなんですよ。

特養って生活保護の方でも入れるように

料金の負担を軽減する方法があるんですけど、

それによって個人によって料金が変わってくる

というちょっとややこしいシステムになっているんですね。

 

詳細な説明はリンクの記事でも読んでみてください。

carenote.jp

 

収入が年金しかない人などを対象にして、

収入の額や預貯金の額に応じて、

四段階に分けて分類されます。

第1段階が一番負担が小さくなり、

第4段階になると負担軽減が受けれなくなります。

これは居住費と食費の方に作用してくるので、

これがあるかないかで金額的にだいぶ変わってきます。

負担軽減が受けれない第4段階は課税世帯となっています。

世帯の誰かが住民税を払っているならば

必然的に第四段階になります。

これに該当するかどうかはお住まいの自治体の福祉課に

聞いてみてください。

第4段階でなければ負担軽減を受けれるので、

福祉課の方に介護保険負担限度額認定証を申請しましょう。

 

と今説明したのが介護保険負担限度額認定証というやつなんですが、

これとは別に介護保険利用者負担割合証というものもあります。

これは居住費と食費以外の介護サービス費の方に関係してくるやつです。

健康保険と同じように収入が多い人ほど、

払う金額が多くなるというやつです。

収入金額によって1割〜3割に分かれます。

 

つまり、負担限度額の四つの段階と

利用者負担の1割〜3割の三つの計12通りの

料金の分類が出来ることになります。

 

それで、きちんと月額の料金をきちんと

サイトに掲載してくれてたらいいんですけど、

一日辺りの料金しか書いてなかったりするところもあるんですよ。

確かに、料金の計算は1日ごとになるんですけど、

実際には月ごとに料金をまとめて支払うので、

月額の料金で書いてくれないと不親切ですよね。

 

それとですね。

介護施設の料金には加算というものがありまして、

フィギュアスケートの得点のやつみたいに

ベースの得点とは別に付いてくる得点があるんですよ。

フィギュアスケートだと技の巧さによって

加算の得点は変わりますし、

場合によってはマイナスもありますが、

介護施設では加算の種類が盛り沢山レベルで

たくさんあるんです。

金額に直すとどれも数十円とかなんですけど、

中には  × 1.75 とか、× 2/3 とか数学みたいな

計算式で計算されるやつとかもあるんですよ。

 

話が逸れたんで、元に戻しますけど、

一口に特養と言っても、

地域密着型というものもあるんですね。

その地域密着型ですと、入れるのは

その施設がある自治体の住民だけという

縛りが普通にあるんですよ。

 

その地域密着型はそういう縛りがあることで

他よりも安かったりするんですけど、

他の自治体の住民からするとちょっと嫌ですよね。

まあ、その地域密着型っていうのが

自分の住んでいる自治体に必ずあればいいんですけど、

田舎だとそういうのはないんですよね。

 

まあそんなこんなで大変だったんですけど、

なんとかいくつかいい候補を見つけれました。

そのうちのいくつかに見学に行ったんですけど、

どこでも言われたのがちょっと意外な一言。

「今はもう100人とか順番待ちしている時代じゃなくなった」と。

 

特養ってたくさんの人が順番待ちしている

というイメージだったんですけど、

今の地方ではそうではなくなりつつあるみたいです。

介護施設がまあまあ出来たことなどで、

長くても半年とか1年ぐらいで入れるとか。

数年待ち以上とかが当たり前ではなくなりつつあるんだとか。

そんなお話でした。

価値観に合ったものを選ぼう

こんにちは。

 

今年の1月1日に令和6年能登半島地震が起きました。

このような災害でもそうですが、

先のことは何が起こるか分からないと良く言われます。

なので、備えれるうちに備えておこうよ。

というお話を今回はしたいと思います。

 

www.421miyako.com

 

自分の親がいつ何時、介護が必要な状態になるか

というのは全く予想が出来ないものであります。

 

昨日までは元気だったのに・・。

というケースも介護の世界では良くあることなのです。

 

僕の施設にもとある女性の方がいました。

その方は施設に入ってはいましたが、

自分のことは大抵なんでも自分で出来る状態の方でした。

綺麗好きというのもあって、

毎日、廊下を箒で掃除したりしていました。

そんなある日です。

その方が突然、倒れたのです。

脳梗塞を発症したのです。

なんとか一命は取り止めましたが、

身体の状態は一気に様変わりしてしまいました。

自分で身体を動かせない状態になり、

全ての動作に介助が必要な状態になりました。

移動も一人では全く出来ず、車椅子になりました。

言葉も喋れない状態になりました。

時折、大声で声にならない叫び声をあげる

しか出来ないぐらいな状態でした。

 

元気に廊下を掃除していたりしていた

姿を見ていた身としては、

大きく様変わりしてしまった状態にショックでした。

時折、あげている叫び声が

"こんな風になってしまうなんて"みたいな

心から泣き叫んでいるような感じを感じてしまう

ような思いでした。

 

こういうケースなどを間近で見ている身としては、

自分の将来について考えてしまう時があります。

(これって介護士のあるあるかもしれません。)

 

なんで、何が起こるか分からない将来のために

備えれる時のうちに備えておくことが

とても大切になってきます。

 

介護が必要な状態になった時に

どこで要介護者を看るかというのは

とても難しい問題でもあります。

 

介護施設に入れるのに

抵抗がある方もいるかもしれませんが、

認知症が酷くなると

徘徊(はいかい)と言って

小さい子供のようにちょっとでも目を離した隙に

どこかに行ってしまうことがよくあります。

(今の時代ではこの言葉は

使わない方がいい言葉となっているので、

別の言葉に置き換えるべきとされています。)

 

そうなってしまうと最悪、行方不明状態になり

そのまま気付いた時には後の祭りとなってしまう

ことも今ではよく起こっています。

 

そういう状態になってしまうと

24時間365日片時も目を離さずにいることは

不可能ですので、介護施設の方に

入れざるを得ない状態になります。

 

では、具体的にどのレベルになったら

介護施設に入れた方がいいのか?

という点については

これはもう個人の価値観によって

変わってくる問題なので、

一概に答えを出すことは出来ません。

参考までに僕ならば、

ご飯を介助させないと一人で食べれない

状態になったりとか、

介助しても一人で立つことが難しい状態となったり

(または身体が重くてとかで介助がしんどくなってきたとき)

した時などがタイミングだと思っています。

 

そんなこんなでそろそろきついなあ

ってなった時に介護施設を検討する時に、

どこを選べばいいかという問題に

なってくるかと思います。

 

上記の記事にもあるように

一口に介護施設と言ってもいろんな種類があります。

その施設ごとに全然違ってくると思ってください。

地方の方言ぐらい変わってきます。

なんで、介護士であっても、

種類が違う介護施設になると

全然分からないということは

良くある状態になってます。

(実際に僕も全部の違いを細かく説明して

と言われると完璧に言える自信はあんまりないです。)

 

なので、こういうものをお勧めします。

https://www.minnanokaigo.com/booklet/

 

最近、テレビでよくCMされている

"みんなの介護"  というところでは、

老人ホームの選び方を解説してくれる本を

無料で配ってくれるみたいです。

 

 

このように分かりやすく説明してくれているらしいですよ。

 

みんなの介護を運営している会社って、

あの KADOKAWA グループに入ってたんですね。

そういうのもあって、

介護施設を探すサイトとしてはNO.1 になってますが、

僕が見たところでは

僕の地元では情報がほとんど載っていない施設も

そこそこあったりするし、

載っている情報もいつのものか

分からない状態になっているので、

サイトを利用する際は、その点をご注意ください。

ネットで介護施設の公式サイトを調べる

という方法を僕はお勧めします。

地元にある介護施設Google Maps なんかで

簡単に探すことも出来ますし。

 

ただ、上記で紹介した老人ホームの選び方を

解説している本はとても分かりやすく

正しい情報が書かれているので、

将来のためにも持っておいた方がいいかもしれません。

 

介護施設にはいくつか種類がありますが、

基本的には特別養護老人ホーム

(略して特養(とくよう))か、

介護付き有料老人ホーム

(略し方は好きに決めてください)

のどちらかから選ぶことになります。

(介護度が重くなってもずっと入っていられるところは

この二つだけなので)

 

そして、この二つの中から選ぶ方法は

もっとシンプルです。

お金に余裕がなければ特養、

お金に余裕があるなら介護付き有料老人ホームです。

 

介護付き有料老人ホームは

入る際に一時金が必要です。

20~30万円ぐらいが相場です。

(高いところだと100万とか1000万とかもあります。)

それとほぼ同じぐらいの金額が月額でかかります。

この基準をクリア出来るならば

介護付き有料老人ホームを選んでください。

クリア出来ないならば特養を選んでください。

 

お金はかかりますが、

お金さえ払えば質の高いサービスを受けれます。

それが介護付き有料老人ホームです。

 

そうやって、どの種類の介護施設にするか選べたと思うんで、

最後にはこの動画にもあるように

価値観に合ったところかどうか

というのを実際に見学に行って確かめてから

決めるようにしてください。

正しさは変わってくる。

こんにちは。

 

今日で、色々とあった2024年の1月が終わりますが、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

この1ヶ月の間に色々とありましたね。

 

X ( 旧 Twitter ) でもいろんな話題で

いろんな意見を言う人が色々といますが、

何が正しいかなんか人やケースによって

変わってくることがあるよね。

と言うお話を今日はします。

 

www.421miyako.com

 

僕は介護施設に入ってから

10年くらい経つわけなんですが、

恥ずかしながら未だにこの褥瘡と言う字を

漢字で書けないんですよね。

それくらいこの問題って難しい問題なんですよ。

 

もちろん、読むことは出来るんですけど、

普段はパソコンで入力しているんで、

手で書くと言う機会がまあないんですよね。

なんで未だにどうしても覚えきれていないんですよね。

 

そんな褥瘡と言うのは

床ずれとも言います。

ずっとベッドや布団に寝っ転がっていると

身体の一部に体圧がかかり過ぎちゃって、

皮膚がダメになって、

悪化すると骨が見えるような状態になったりします。

 

初めてガチもんのやつを見ると、

うわーと声に出しちゃうくらい

酷い状態になっちゃいます。

(未だに酷いものを見るとそうなっちゃいますね)

 

一度、そういう状態になってしまうと、

なかなか治りにくいのが特徴です。

状態が良くなったり悪くなったりを繰り返したりするので、

長い戦いになったりすることが多々あります。

 

これを予防するために必要なことが、

体位変換または体位交換(略して体交(たいこう))

と言う対応です。

 

簡単に言うと、身体を左にやったり

右にやったりして体位を分散させると言う方法です。

褥瘡になってしまった時も、

基本的にはこれをやり続けるしかありません。

後は、薬を塗ったりして悪化させないようにするだけ。

 

体交は大体2時間ごとおきにやる

と言うルールでやっているところが

介護施設では多いのではないでしょうか。

そう言うガイドラインがあるそうですが、

きちんとしたエビデンスはないそうです。

多だし、最大でも4時間以内にはやらないといけない

と言うエビデンスはあるそうです。

 

今回のケースではまずは圧迫骨折で

動けなくなったという状態でした。

 

圧迫骨折では、コルセットをつける

などの対応をすることがあります。

その状態で動くことは可能ですが、

激しい運動や負荷がかかる運動などは

しばらくは控えないといけません。

 

最初の方は痛みの程度などを

観察しながら無理せずに

動ける範囲内で動いてもらう。

次第に時間が経ってきたら、(安静期間が過ぎたら)

リハビリも兼ねて少しずつ元の状態に戻していく。

という感じでうちではやっています。

 

痛みを訴えているからと言って、

動かないでいると筋力が低下するため、

安静期間が過ぎた後は動いた方がいいです。

 

しかし、痛みがある場合は

注意が必要は時もあります。

それが転倒した場合です。

 

転倒した際に痛みを訴えている場合には、

(転倒する以前より訴えていた場合を除く)

動かさないで救急車を呼ぶ。

これが介護の世界ではルールとなっています。

 

特に頭を打っていたりしていた場合には、

下手に動かすと脳内出血したりする危険性があるため

動かしてはいけないのです。

頭を打っていない場合でも、

複雑骨折している場合などもあります。

そう言った場合などもレントゲンを撮って、

きちんと医者の診断を受けないと

動かしていいかどうかを判断しては

いけないことになっています。

(状態が悪化する可能性があるため)

 

そう言った場合では、

体交を優しく行う必要があります。

動かすとしてもほんのちょっとだけ

という感じに留めておくという方法を

取ったりすることがあります。

そうすると褥瘡になるリスクが上がると

危惧されると思いますが、

褥瘡を予防する方法は、

体交だけではありません。

(もちろん一番の方法は体交ですが)

 

それが、エアマットというものを使う

という方法です。

(またはそれに相当する低圧のマットレスを使う)

これを使うことで体圧が分散されやすくなり、

褥瘡になりにくくなります。

(褥瘡になってしまった場合にも

治りやすくするという効果があります。)

 

また、クッションを使うことが多いです。

体交では身体を左や右に傾けるんですけど、

その体勢を維持するのって難しいですよね。

維持しないと効果がないんですが。

そのため、使用するのがクッションです。

三角クッション(三角形になっているクッション)

抱き枕みたいな長い円柱の枕(クッション)など。

ネットなどで売っているので見てみてください。

 

www.jspu.org

 

このように曲がった足の下に

クッションを入れたりして、

体勢を整えます。

 

その人の体にあった状態に

する必要があります。

このようにクッションなどで

体勢を整えたりすることを

ポジショニングと言います。

詳しい方法などはポジショニングで

調べてみてください。

 

まあ、調べてみてもよくわからないことが

多々あるかと思います。

僕らだって、看護師の指示を仰いだりして

やっていることなので。

専門的な知識がないと

なかなか難しい話になります。

なんでここら辺はかかりつけ医や

ケアマネさんに相談してみましょう。

 

病院に行けば機能訓練士という方がいます。

この方はリハビリに特化した方です。

なんで、この方に聞くとよりいいでしょう。

そのためには彼らがいるリハビリ科を受診しましょう。

 

上記の女医さんのように、

ちょっとあれ?と思うようなことがあったりした場合には、

気軽にセカンドオピニオン

活用してみましょう。

 

お医者さんをチェンジする

というのがセカンドオピニオンです。

他で見てもらいたいから

紹介状を書いて欲しいとお医者さんに告げましょう。

そうして書いてもらった紹介状を持参して

他のいいところのお医者さんに行くのが

セカンドオピニオンです。

誰でも行使出来る権利です。

気兼ねなく行使したい時に行使しましょう。

ほぼ断られることはないので、安心して行使しましょう。

(もし断わられたらそれはそれでやばいので

変えた方がいいですが)

 

今回のケースでは転倒してから

すぐに入院することが出来ませんでした。

ですが、状況から見て

すぐに入院した方がいいレベルでしたので、

そういう時には強めに入院させてくれ、

出来ないならば他のところを紹介してくれって

主張してみるのもいいかもしれません。

簡単には防げないものもある。

こんにちは。

 

2024年になりましたね。

新年あけましておめでとうございます。

 

令和6年能登半島地震がありましたが、

こちらでは無事です。

施設のコロナのクラスターも落ち着いたので

いつも通りの日常を送っています。

 

いつも通りの日常を送ってはいますが、

地震の影響がなかったわけではありません。

今も地割れしている道路とかありますし、

余震もまだあったりしますからね。

 

そんなことで、今回のお話はこちら。

 

un88.hatenablog.com

 

皆さんが皮膚の怪我をする時って、

包丁を使っている時とかぐらいしか

ないかもしれませんが、

高齢者になると誰でも簡単に

怪我をしやすくなる状態になります。

 

お風呂を掃除していると分かるかと思いますが、

垢というものが浮いてきたり、

湯船にこびりついていたりすることがあるかと思います。

 

それらは僕たち人間の皮膚の汚れです。

古い角質や皮脂などが原因です。

 

それが高齢者になると、

服を脱いだ際などに

粉雪のように空気中を舞うことが

よくあります。

(パウダー現象などと

勝手に名付けても構いません)

 

イメージ的には思春期の男の子とかで

頭のフケが落ちてきたりする感じですかね。

 

そういう感じでボロボロと落ちたりするほど、

高齢者になると皮膚の状態が悪化します。

上記に挙げたパウダー現象以外にも、

皮膚が簡単に裂けることがあります。

これを介護などの業界用語では

表皮剥離(ひょうひはくり)と言います。

 

ちょっと爪が当たったり、

服を脱ぐ際に服に皮膚が擦れたり

するだけでも起こります。

 

同じように血管も年を取ると

脆くなります。

そうなると、水道管が破裂したり、

脆くなった部分から漏れることがあります。

そのような感じで血管から血が漏れることがあります。

これが内出血です。

それが皮膚の下の方で起こるのが

皮下出血と言います。

 

これらも高齢者になると

本当にちょっとした衝撃などで

起こりやすくなります。

それを防ぐのは雪などにあまり慣れていない

都民が凍結した道路を転ばずに歩くようなほど

の難易度になります。

 

さらにホワイトアウトのように

状態が悪化するとさらに難易度が

悪化します。

 

そういうような状態では

事故を防ぐためには

そもそも外に出ないというような

抜本的な対策しかありません。

 

ですが、実際には仕事があったりして

嫌でも外に出て運転しないといけない

状態になったりするわけなので、

事故を0にするというのは

かなり難しいお話になるわけなのです。

 

このように解説してほしいことなど

ありましたら、随時受け付けておりますので、

コメント欄などにお気軽にどうぞ。

2023年もお世話になりました。

しわ〜す。

 

前回お伝えしたように、

うちの施設でコロナのクラスターが

発生したんですけれど、

やっとピークが超えた感じです。

carewarker-diary.hatenablog.com

 

最初に感染した入居者が

抗原検査で陰性になり、

新たな入居者の陽性者も発生しておりません。

職員では新たな陽性者が出ましたが、

ここ数日は職員も新たな陽性者は

出ていません。

2番目の陽性者の職員も

抗原検査で陰性になり

出勤出来るようになりました。

 

そんな感じで、

今年1年も収束する感じになりましたね。

新型コロナウイルス

5類扱いになってから、

どこまで感染対策などを緩和させるのか

というのが施設や病院などでも

違って来ているように

考え方も職員ごとで違って来ています。

なので、何が正解かというのも

人によって変わってくるため、

手探り状態が続いていますが、

少しずつ日常へと戻りつつある

のではないでしょうか。

 

来年は辰年ですし、

このまま昇り調子が続いてくれると

いいですね。

それに伴って、

お給料も昇り調子になってくれる

といいんだけど。

まあ、まずはこの物価高が

収まるようになるといいですよね。

 

今年1年も読者の皆様には

お世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

出口の見えないトンネル

こんばんは。

 

今日はメリークルシミマスの日という事で、

暗いお話をします。

 

carewarker-diary.hatenablog.com

 

前回、お話したようにうちの施設で

新型コロナウイルスの感染者が出た

という話をしましたが、

その話の続きになります。

 

入居者のAさんとBさんに陽性反応が出た

というお話でしたが、

その日に別のフロア(3階)の入居者のCさん

にも陽性反応が出ました。

AさんとBさんは共に一緒に3階にある

ピアノを弾きに行ったりしていました。

そこで、Cさんと触れ合ったりもしていた

というところで接触があったのでしょう。

 

また、その日に出勤していた職員にも

抗原検査をしたところ

1階の職員Xさんにも陽性反応が出ました。

その日の夜勤で出勤してきた1階の職員Yさんも

勤務途中で体調不良を訴え、

抗原検査にて陽性反応が出ています。

 

その次の日に再び入居者に

抗原検査をしたところ

1階の入居者のD、E、F、Gさんにも

陽性反応が出ました。

職員では、施設長に

陽性反応が出ました。

 

その次の日には

1階の入居者Hさん、

1階の職員Zさんにも

陽性反応が出ました。

 

その次の日には

1階の入居者 I さん、J さん、

 

その次の日には

2階の職員αさんと

パート系の職員βさんにも

陽性反応が出ました。

 

現状はこのようになっており、

陽性者が毎日出ている状態となっています。

 

今日は僕はお休みの日なので、

今日の情報は知りません。

今日で止まっていると良いんですけど。

今日で最初の陽性者が出てから

6日目となります。

 

1階の職員で陰性の人が

少ない状態になっているので

シフトが回らない状態になっていますし、

僕以外にもコロナの感染歴がある人も

何人かいるため、

1階の職員でまだ一度もかかっていない人は

あと一人か二人程度となっています。

 

この状況が収束した暁には、

危険手当みたいなものが

出てくれると嬉しいんですけれど、

どうなるでしょうかね。

そこの部分もまだ未知数なので。

 

僕も既に今月は

1回分夜勤が増えているので、

収入面ではプラスになっていますけど、

それ以上の身体的な負担はあるので

トータル的にはまだ元は取れてないですね。

 

ちょうど時期的に北陸の大雪の時と

重なったという点でも

とても痛かったです。

新雪でそこまで重くなく、

すぐに雨が降ってすぐに溶けてくれたので

少しマシな部分があったのが良かったですが。

 

それでは、また。

散々なプレゼント

こんにちは。

明日から今シーズン最初の寒波がやってきますが、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

今日は、うちの施設でクリスマス会をやる予定でした。

そこでサンタさんからプレゼントを

利用者さんが貰えるという予定でしたが、

散々な結果になってしまったので、

皆さんにご報告致します。

まあ、別にご報告するようなことでも

ないんですけれど、お聞きください。

 

今日は早番だったんですけれど、

施設に着くなり夜勤の明けの人から

呼び止められてご報告を受けたんですね。

Aさん(仮名)が転んだとのことです。

夜間帯に転倒し、最初は特に

痛みを訴えていなかったんですが、

朝方になって腰の痛みを訴えるようになった

とのことでした。

Aさんが転倒し、時間が経ってから

腰の痛みを訴えるということは

これまでにも2〜3回ほどあったので、

内心ああ、またか。と

そこまで重要に受け止めませんでした。

 

それから早番の仕事が始まり、

皆さんの朝食の介助が終わった辺りで、

Aさんの様子を伺うことにしました。

ちょうど、看護師さんが出勤してきたところでです。

看護師さんと一緒に様子を伺ったところ、

特に痛みの訴えがなかったので、

様子観察することになりました。

 

そうして事が落ち着いたところで、

夜勤さんからの朝の申し送り

(夜勤帯でどういう事があったかという

こと細かなご報告)

を受けていました。

 

そこで、1階のBさん(仮名)とCさん(仮名)

が調子が悪いとの報告がありました。

今日、僕が働いているのは2階なので

まあ関係ないっちゃあないことなので、

それは大変ですなあという感じで

心の中で流していたんですね。

Bさんが県外の方の友人と面会して

抱き合ってからしばらくして

熱発して調子が悪くなったそうです。

BさんとCさんは普段から

仲良しコンビでいつも二人きりで

喋りあったりしていた仲でした。

 

その後、排泄介助(オムツ交換)に

入っていたんですけれど、

その途中に夜勤明けの方から

ご報告を受けました。

Bさんからコロナの抗原検査で

陽性反応が出た

ということでした。

 

そこからコロナの感染者発生の対応が

始まりました。

 

まず、全職員にコロナの抗原検査

を受けるように指示がありました。

そうしたところ、なんと

1階の職員の1名に陽性反応が出ました。

 

その後、全利用者さんの抗原検査も

行われました。

これは、看護師さんがやったんですが、

時間がとてもかかっており大変そうでした。

鼻に綿棒を入れて検査薬に浸して、

結果が15分で出るという簡易的なやつでしたが、

一人ずつ検査を行うごとに

手袋を変えたりといった感染対策を行いながら

実施していかないといけないため、

どうしても時間がかかっておりました。

 

うちの施設は個室タイプとなっていますので、

全利用者さんが個室での隔離対応となりました。

カイトキュンが始めに夜勤明けの人から

報告を受けたちょうど10分ほど前くらいに

とある利用者さんと今日やるクリスマス会が

楽しみだねと言った話をしていたんですが、

その話もチャラになってしまいました。

 

注文してあったケーキは

食べる事が出来たわけですが、

一人寂しく個室でほそぼそと食べることに。

サンタさんからのプレゼントもなしに。

 

コロナなんで、まあ仕方がない

ことなんですけれども、

本当に可哀想ですし、残念ですよね。

 

明後日にはJPCZという

雪版の線状降水帯が発生するそうなので、

日本海側の雪国の皆さんは

お気をつけ下さい。

散々なプレゼントを貰わないように。