底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

カブッキーランドのこどおじ介護士カイトキュンのライフハックブログ

底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

自分で介護施設を探すのが大変だった話。

こんにちは。

 

カイトキュンには母親がいるんですけど、

脳腫瘍による後遺症で身体の右側が麻痺しているんですね。

それで今までは、デイサービスを使いながら

在宅で介護していたんですけど、

ちょっと最近状態が悪化してきて、

一人で立てなくなったりしたんですね。

そんな中で認定調査っていう介護度を認定する

調査が先月あったんですけど、

それで要介護4になったんですね。

Bling-Bang-Bang-Born でお馴染みの

一番上が要介護5なので、その一つ下になりますね。

要介護5が寝たきりって感じなので、

その一つ下の要介護4ならほとんど一人でできないって感じで、

あんまり動いたりせずに寝てることが多いって感じですかね。

要介護3からは特養こと特別養護老人ホームっていう

お安い介護施設に入れることが出来るんで、

そろそろ順番に着こうかなと介護施設を探すことにしたんですね。

 

カイトキュンが探すことにした介護施設の条件は以下の通り。

月額9〜10万ぐらいで、(11万円未満で)

順番待ちがあんまりなさそうな

(介護サービス情報公表システムという厚生労働省が提供している

https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/

介護施設の情報が載っているサイトから直近の施設の情報を確認することが出来る。

そこから直近の施設の待機者数を見ることが出来る)

(今回は待機者数が30人未満のとこで探しました)

という条件を満たした特別養護老人ホーム

 

まずは最近よくテレビのCMで流れている

みんなの介護というサイトで

介護施設を探してみることにしたんですね。

 

掲載数NO.1 ということでたくさんの数が

出てきたんですけど、

ちょっと色々と問題があったんですね。

 

僕が探すのは石川県の特養なので、

検索するところから石川県と特養という条件で検索すると

いくつも出てきたんですけれど、

肝心の料金が表示されていないんですね。

介護施設に関するいろんな情報が載っているんですが、

(職員の数とか職員の勤務年数とか)

その情報がいつのものなのかという情報が

どこにも書いていないんですね。

1年経つだけでもがらりと状況が変わったりする業界なので、

いつの時点での情報なのかというのはすごく大事な情報になります。

それが書いてないのが凄く残念。

 

月額15万円以下の施設を探すという

検索の方法があるんですけど、

それを使うと特養が表示されません。

表示されるのはサービス付き高齢者向け住宅とか

グループホームとかばっかり。

 

そういうのを探したい人もいることはいるんですけど、

大方の人は特養を探したいんだと思うんですよ。

その肝心の特養の情報が少ないのは

本当に残念。

 

なんで、仕方がなくて

Google Maps で近くにある特養を検索して、

そこから公式サイトに飛ぶという方法で

検索することにしたんですね。

 

それでいざ検索してみると分かるんですが、

結構ヒットするんですね。

中には公式サイトがないところもありますが、

ほとんどは公式サイトがあり、

そこに飛ぶことが出来ました。

 

そうしてそこから料金を調べるという作業が

始まったんですけど、

肝心の料金がサイトに載っていないという

施設がまあまああったんですね。

施設の紹介とかはあるんですけど、

肝心の料金が書いてなかったりするんですよ。

あとは、個人によって変わってくるから

直接施設の方に問い合わせろとしか書いてなかったり。

 

そうなんですよ。

特養って生活保護の方でも入れるように

料金の負担を軽減する方法があるんですけど、

それによって個人によって料金が変わってくる

というちょっとややこしいシステムになっているんですね。

 

詳細な説明はリンクの記事でも読んでみてください。

carenote.jp

 

収入が年金しかない人などを対象にして、

収入の額や預貯金の額に応じて、

四段階に分けて分類されます。

第1段階が一番負担が小さくなり、

第4段階になると負担軽減が受けれなくなります。

これは居住費と食費の方に作用してくるので、

これがあるかないかで金額的にだいぶ変わってきます。

負担軽減が受けれない第4段階は課税世帯となっています。

世帯の誰かが住民税を払っているならば

必然的に第四段階になります。

これに該当するかどうかはお住まいの自治体の福祉課に

聞いてみてください。

第4段階でなければ負担軽減を受けれるので、

福祉課の方に介護保険負担限度額認定証を申請しましょう。

 

と今説明したのが介護保険負担限度額認定証というやつなんですが、

これとは別に介護保険利用者負担割合証というものもあります。

これは居住費と食費以外の介護サービス費の方に関係してくるやつです。

健康保険と同じように収入が多い人ほど、

払う金額が多くなるというやつです。

収入金額によって1割〜3割に分かれます。

 

つまり、負担限度額の四つの段階と

利用者負担の1割〜3割の三つの計12通りの

料金の分類が出来ることになります。

 

それで、きちんと月額の料金をきちんと

サイトに掲載してくれてたらいいんですけど、

一日辺りの料金しか書いてなかったりするところもあるんですよ。

確かに、料金の計算は1日ごとになるんですけど、

実際には月ごとに料金をまとめて支払うので、

月額の料金で書いてくれないと不親切ですよね。

 

それとですね。

介護施設の料金には加算というものがありまして、

フィギュアスケートの得点のやつみたいに

ベースの得点とは別に付いてくる得点があるんですよ。

フィギュアスケートだと技の巧さによって

加算の得点は変わりますし、

場合によってはマイナスもありますが、

介護施設では加算の種類が盛り沢山レベルで

たくさんあるんです。

金額に直すとどれも数十円とかなんですけど、

中には  × 1.75 とか、× 2/3 とか数学みたいな

計算式で計算されるやつとかもあるんですよ。

 

話が逸れたんで、元に戻しますけど、

一口に特養と言っても、

地域密着型というものもあるんですね。

その地域密着型ですと、入れるのは

その施設がある自治体の住民だけという

縛りが普通にあるんですよ。

 

その地域密着型はそういう縛りがあることで

他よりも安かったりするんですけど、

他の自治体の住民からするとちょっと嫌ですよね。

まあ、その地域密着型っていうのが

自分の住んでいる自治体に必ずあればいいんですけど、

田舎だとそういうのはないんですよね。

 

まあそんなこんなで大変だったんですけど、

なんとかいくつかいい候補を見つけれました。

そのうちのいくつかに見学に行ったんですけど、

どこでも言われたのがちょっと意外な一言。

「今はもう100人とか順番待ちしている時代じゃなくなった」と。

 

特養ってたくさんの人が順番待ちしている

というイメージだったんですけど、

今の地方ではそうではなくなりつつあるみたいです。

介護施設がまあまあ出来たことなどで、

長くても半年とか1年ぐらいで入れるとか。

数年待ち以上とかが当たり前ではなくなりつつあるんだとか。

そんなお話でした。