底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

目の付け所が素晴らしい

こんにちは。

 

皆さんははてなブログ

みんなのお題というのをご存知でしょうか。

 

はてなブログのユーザーが

みんなに書いてほしいお題を募集すると、

みんなが書いてくれるっていうシステムです。

 

ネタがない時にたまにこれを見てみると

いいやつがあったりするっていうやつです。

 

そんなみんなのお題の中に

介護職のお題があったみたいなので、

今回はそれを書いてみようと思います。

 

blog.hatena.ne.jp

 

お題「色々言われる時代だけどさ。介護職集まれ!爺ちゃん婆ちゃんに言われてなるほどなーと思った事ポジティブ編。流石だよ、昔の人は。」

 

まあほんのちょっとの小ネタにも

ならないような話ですが、

良ければ聞いてください。

 

1、

 

間も無く昼食だったか、夕食だったかで

入居者の方を食堂に誘導していました。

全ての入居者の誘導が終わり、

あとは厨房からの配膳を待っているだけの状態でした。

入居者はテレビを見て待っていました。

 

そんな時です。

ふととある入居者が声をかけて来ました。

「あれってなんや?

どういう意味や?」と。

 

テレビの右上にアナログと

書いてあったのです。

 

ちょうど、テレビの地デジ化の

移行期間の真っ只中で、

地上波のデジタル放送と

アナログ放送が混在していた時期でした。

 

アナログ放送からデジタル放送へと

移行を促すため、

アナログ放送にはアナログ、

デジタル放送にはデジタルと

画面に表示されるという

状態が続いていた時期でした。

 

画面の右上にデカデカと

目立つように表示されていたのですから

そりゃあ、確かに気にはなるよな。

 

でも、入居者に分かりやすいように

それを説明するのって

凄く難しくないですか?

デジタルってなに?

アナログってなに?

ってなりますし。

 

結局、「僕もわからない」と逃げました。

 

2、

 

これも食堂でのことです。

夕食の時間で入居者は食堂で

夕食を食べていました。

とある入居者が食べ終わったので、

下膳しに向かいました。

すると、その入居者から

話かけられました。

 

「線状降水帯ってどういう意味?」

と。

 

テレビのニュースか

天気予報などで何回も

やってましたからね。

確かに昔はなかった言葉です。

なにそれ?ってなりますよね。

 

ちょうど、台風が来ていたので

台風の影響もあって

雨がたくさん降る的なことを言いました。

まだこちらの方が説明がしやすかったですね。

ただ、うまく説明できたかどうか。

分かっていることでも、

咄嗟に聞かれると

なかなかうまく説明って

出来ないものですよね。

 

今のところ

パッと出てくるのは

これくらいですかね。

 

また、なんか思い出したら

書いてみますね。

ルールをきちんと守ろう

こんにちは。

 

最近、新型コロナウイルス

新規感染者数がまた少しずつ

増加傾向にあるらしい。

 

第9波に突入したという見方が

確実視されている。

 

ただ、もう5類に移行したということもあって、

大きなメッセージは出せないでいる。

 

感染しないように心がけてくれ

ぐらいしか言えなくなっている。

 

会見をした尾身会長も、

会見時はノーマスクだったそうだ。

 

会見時にノーマスクだったのが

ダメだったわけではないが、

僕ら庶民からすれば、

感染しないように気を付けるとか

言うならば、なぜマスクをしていないのか

と言うことを考えたりもするのだ。

 

それこそ、アクセルを踏みながら

ブレーキを踏んでいるようなものでは

ないだろうか。

 

事態の深刻度が伝わりにくいだろう。

 

僕の施設では、

家族様などと面会も出来る

状態となっている。

2類の頃は、利用者と面会者の間に

仕切りがあったが、

今では仕切りがない状態で

面会が出来ている。

ただ、面会者はマスクを

着けると言うルールになっている。

面会時に、食事などはしないように

と言うルールもある。

 

だが、それらのルールを

守っていない面会者がいるのだ。

 

政府の方針でも高齢者と接する時は

マスクを着けることを推奨している。

そこは変わっていないのである。

 

面会以外でも施設に入ったりする時は

同様である。

でも、ルールを守らず

着けていないままの人もいるのだ。

 

確かに街では、

若者を中心にマスクを外している人が

多くなった。

(地元では中年以降の人は

まだまだ着けている人が多いけど)

 

けれど、病院では

まだ面会が出来ないところもある。

だって、新型コロナウイルスの状態は

5類になる前と何も変わってはいないのだから。

 

車を運転する時だって、

自転車に乗る時だって、

道路を歩く時だって、

スポーツを観戦する時だって、

守らないといけないルールがある。

 

そのルールを守らない人には

きちんと罰則が付いてくる。

(現時点では歩行者に付く罰則はないけれど)

 

ルールの遵守を今一度、

呼びかけたい。

それが出来なければ

これからも波は何回も続くだろう。

ルールを守ることで、

安定した生活が送れるようになるはずだ。

そこに愛はあるんか?

こんにちは。

 

みんな違ってみんないい。

という言葉があります。

十人十色という言葉もあります。

 

一人一人考え方とかが違うけど、

どれも正解であり、間違いなどない。

という考え方になります。

 

今は多様性の時代で

いろんな考え方をするいろんな人が

たくさんいる時代です。

 

いろんなものがたくさんあるということは、

中には自分とは合わないという

場合も出てくるでしょう。

 

そういうのを基本的には

認めつつ、お互いを尊重していきましょう。

という考え方が現在では

主流になっていますが、

それを遵守出来るのは

なかなか簡単なことでは

ないですよね。

 

un88.hatenablog.com

 

『だけど、10年間やってきてわかった。過剰な延命も長生きも誰も幸せにしない。

『まるっきりの寝たきり。意識もあるんだか無いんだかわからない。眠っているのか覚醒しているのかもわからない。持ち運ばれて👩‍🦼、口の中にドロドロした何かを詰め込まれて、無理やり飲み込まされて嘔吐して🤮、ベッドに転がされてオムツに出す糞便💩を他人に始末されて、無限にそれの繰り返し。ただ"呼吸が途切れていない状態"を1分でも1時間でも1日でも長く引き延ばす為に。』

ご家族様(笑)の想いってなに?どんな状態でもいいから、とにかく生きていてくれって感じ?よくご家族様(笑)がおっしゃる、お爺ちゃんお婆ちゃんいつもありがとう!頑張ってね!長生きしてね!ってあれなんのこと❓いつもありがとうってなに?これ以上なにを頑張らせたいの?生きていてくれるから年金がもらえます🤗ありがとうってこと?

 

介護施設などでよくある定番の問題でもあるのが、

どこまで延命処置をするかという問題。

 

うちの施設でも完全に寝たきりの状態で

何も自分では出来ないという方がいました。

その人は意識はなんとかあり、

息もしていますが、

身体を動かすことはもとより、

喋ることなども出来ません。

目も見えません。

ただ、耳が少しだけ聞こえる程度。

 

嚥下状態という飲み込む能力も無くなったため、

食事なども口から摂取することはできず、

胃瘻(いろう)と言って、

食道に管を通して、直接栄養素を流し込む

ということをやっています。

それによってなんとか生きられている状態です。

 

そんな状態のまま生きているのを見ていると、

そこまでして生きてて楽しいのかな?

本当に本人はこんな状態になってもまだ

生きていたいって思っているのかな?

こんな状態で生きてても苦しいだけでは?

とかたまに考えてしまいます。

 

こういう考えが出てくるのも、

正常な人間としては正しい反応だと思います。

 

介護など世界では、

QOLquality of life) と言って

生活の質を上げていこうという

考え方があります。

 

どれだけ人間らしい

または、その人らしい生活が

出来ているか?

人生に幸福を見出せているか?

などを捉えている指標として

扱っています。

 

上記のケースを当てはめて

考えてみると、

人間らしい(その人らしい)生活が

出来ていると言えるでしょうか?

 

確かに生きるためには、

もう上記のような生活に

ならざるを得ないレベルに

なっているのは事実です。

 

でも、そこまでして

生きなきゃいけないものか?

ということを考えるのも

QOL  の考え方でもあります。

 

辛い思いしてまで

生きたくない。

そういう考えもありではないでしょうか。

正解はないのですから。

 

家族や親族としては、年金が欲しいから

生きさせているんじゃないかな?

そこに愛はあるんか?

っていう話ですよね。

 

僕の施設でも、

最近は看取りを希望している

家族さんが増えてきています。

看取りとは、病気などが悪化したとしても

延命治療を一切行わないことです。

悪化しても何もしない。

ただその時が来るのを

静かに待ちましょう。

ということですね。

 

もうそれでいいやって

本人も最初から希望していることも

増えています。

 

今はもうそういう時代に

なりつつあります。

 

時代が変われば、

考え方なども変わってきます。

 

本人にとって、

何が一番いいんだろう?

本当に本人もそれを

希望しているんだろうか?

今一度、立ち止まって

考えてみてはいかがだろうか。

 

そんなことを心がけていけば、

QOL が上がっていくことだろう。

しまむらで安く手に入れるのも悪くない。

こんにちは。

 

僕の母親は、現在介護が必要な状態でして、

必要な物品とかは僕が用意しているんですね。

 

近頃、気温が高く蒸し暑くなってきたし、

衣替えしようかなと思っていたんですね。

 

でも、今の母親の状態は片麻痺と言って

右腕が麻痺で動かせない状態になってます。

なんで、麻痺になる前に来ていた服は

どれも着れない状態になったんですね。

 

それで、新しく服を揃える

必要が出てきたんですね。

 

でも、あんまり金銭的に

お金かけたくないじゃないですか。

というか、そんな余裕もあんまりないし。

 

それで、どうしようかな。

ネットで買うという方法もあるけど、

ファッションのことは何も分かんないし、

実物見てどうか判断したい。

実際に触って伸びる素材かどうか

とか確認したいしなあ。

とかと考えてたんですね。

 

そしたら、ふとある案が出て来たんですね。

 

ということで、

 

今週のお題「最近買った便利なもの」

 

それが、タイトルにもあるように

しまむらで買うという選択肢。

 

僕が働いている介護施設でも

家族さんがよくしまむら

服を買ってきてたこととかを

思い出しまして。

(服が入ってた袋がしまむらのやつだった)

 

ああ、そうか。

しまむらなら安く買えそうだな。

 

ということで、実際に行ってみたんですね。

 

まあ、最終的に

僕の欲しかったジャージとか

全部で9点ぐらい買ったんですけど、

(全部服かズボンです。)

全部で13000円ほど。

どれも、1400円ぐらい。

安いのだと、980円とかのもありました。

 

買った服は、全部前開きの服です。

ユニクロのオンラインショップで

探してた時は、あんまり

前開きの服がなかったんですけど、

しまむらには色々と種類がありました。

 

ミセスコーナーというのがちゃんとあって

分かりやすかった。

まあ、ファッション性的に言えば、

あんまりおしゃれではないやつ

ばかりかも知れないけれど、

とにかく着れれば何でもいいや

って感じならば全く問題ないです。

 

皆さんも、しまむら

活用してみてください。

いざと言う時にストックをしておこう。

こんにちは。

 

今回は、とある方の記事で紹介されていた

記事を取り上げたいと思います。

 

job.minnanokaigo.com

 

介護や医療などの業界あるあるの

一つでもあるんですけど、

看護師と介護士ってお互いに

仲が悪いということが多々あります。

 

業務の中でお互いが連携して

行動しないといけなかったりして、

お互いにコミュニケーションを取らないと

いけない時がよくあるんですけど、

看護師の中には介護士

下に見ている方も多くいて

見下したような態度を取る方がいたりするため、

介護士から嫌われたりするのです。

 

資格や給料の面でも

介護士よりも看護師の方が

上になってますので、

そういうプライドに繋がったりしているわけです。

 

そういうことから、

事例のようにトラブルに

繋がったりすることが多々あります。

 

業務が忙しいから

優先度が低い問題などは

さっさと片付けたい看護師  VS

医療系の知識がほとんどないので、

細かく判断や指示を仰ぎたい介護士

って感じのことが上記の事例でも

起こっています。

 

上記の事例は

食事を残した方がいたことから

端を発しています。

普段は全部食べている方とのことです。

 

僕の施設でも

食事を残す方がいますが、

どちらかと言うと

全部食べない人が多いです。

 

なんで基本的には

残していてもスルーしますが、

上記のように普段は残さない人ならば、

どうかした?と聞いたりします。

 

大抵、硬かったとか

味が合わなかったなどの

理由が大半ですが、

中にはお腹の調子が悪い

とか体調不良を訴えることもあります。

 

見た目的に何も変わったところがなければ、

そのままスルーして様子を見ることが

多々あります。

 

辛そうな様子などあれば、

体温や血圧などを測ったりしますが、

異常がなければ、そのまま様子を見る

と言う判断をしています。

 

ここまでは、介護士の判断で行ってます。

体温や血圧などに異常がなければ、

看護師に報告したところで

様子を見てくれとしか言われませんし。

 

上記の記事にも書いてあるように、

体温などに異常がなければ、

医療的に処置することが何もない

と言うことになるからです。

 

風邪を引いた時に

病院に行くと風邪薬をもらうと思いますが、

それらはあくまで熱を下げたり

と症状を緩和させるための薬であり、

風邪を治す薬ではありません。

 

水分と栄養を補給して、安静にしておく

これが一番の特効薬になります。

 

逆に言えば、薬を飲んだところで

水分や栄養も取らずに

安静にしていないと

なかなか治らないのです。

 

このように実は

万能なものってなかなかなかったりするのです。

 

なので、そのような知識を知っておき、

きちんと正しく対処することが

大事になってきます。

 

確かに医療的なことは

介護士にとっては知らないことばかりですが、

実際に高齢者の方々に接しているのは

圧倒的に介護士の方が

多かったりします。

 

あれ?

いつもと様子がちょっとおかしい。

と感じれるのも実は介護士の方が

とても多いのです。

(細かい違いと言うのは

普段から接していないと

なかなか分かりづらいため)

 

なので、介護士には

医療的な知識なんかいらない

と言うのは間違った認識でもあります。

 

もちろん全部のことを知る必要なんかありません。

(と言うかそんなことは不可能ですし)

ですから、最低限必要なことだけを

抑えておくだけで良いのです。

 

熱が出た時はどうすればいい?

と言ったマニュアルが僕の施設にはあります。

 

そこには、どういったところを

見て判断して、

どう言った対処をするといいか

と言うのが書いてあります。

 

看護師やケアマネから不定期ですが、

そう言った系の研修があったりします。

 

本当に緊急な時って

体験してみると分かると思いますが、

どうしよう?とパニクったりしている

余裕なんかないですし。

瞬時に的確に状況を見て

判断して行動しないといけません。

 

そう言うときのための

訓練と言う意味でも

普段からこういう時は

こうするといいと言った

知識を前持って伺っておくことが

大事になってきたりするのではないでしょうか。

ブログとかのネタの仕入れと同じように。

前持ってストックしておくと

いざと言う時に頼りになります。

デイサービスの風船バレー大会を見に行ってみた。

こんにちは。

 

いつものように平日のとある日が

仕事の休みとなっていたんですが、

その日に母が通っているデイサービスで

風船バレーの大会をするという事で、

ちょっと偵察に行ってみました。

 

せっかくの仕事の休みですが、

夜勤明けからの連休の最終日という事で、

特にすることもなかったので、

行ってみた次第です。

 

同業者としても、他のところが

どんな風にやっているのかなあ

というのはちょっと気にはなります。

 

実際に他の介護施設とかの

イベントなどを拝見したことはないです。

今回は家族も見に行っていいとのことなので、

家族権限を使って偵察に行ってみました。

 

やってきたのは地元にある

とある総合体育館です。

ここは、バスケコートが2面あるという

地方によくあるタイプの体育館です。

 

そのバスケコートの1面を使って、

今回は風船バレー大会を行うそうです。

 

デイサービスという事で

中には車椅子の方もいましたが、

ほとんどは自力で歩行が可能な方が多いそうです。

なので、椅子に座って動ける方がほとんどらしいです。

 

この大会を行っているデイサービスは、

県内でも大きなグループになっており、

県内で6つのデイサービスを経営しています。

本社が東京にあるグループ会社です。

そのすべての6施設が今回は参加しています。

 

各施設から1チーム六人で、

総当たりリーグ戦として

大会を行うそうです。

 

六人しか出れないようですが、

試合ごとに参加メンバーを入れ替えたり、

試合中にも交代を行ったりして

すべての参加者が参加出来るように

していました。

 

その参加するメンバーに

職員が一人ずつついて

サポートするという形を取っています。

 

そのことからも分かるように

全部で職員が数十人ほどいます。

特にホームグランドである

地元のデイサービスは、

参加する利用者も職員も

他の2~3倍ほどいました。

 

コートにネットが張ってあったり、

コートのラインが引いてあることから分かるように、

本当にバレーのルールとほぼ同じルールで

試合が行われていました。

 

具体的には、

 

じゃんけんで勝ったチームから

サーブ(ボールを投げ入れる)してから

試合が始まる。

 

3回タッチする以内に

相手のコートに返さないといけない。

 

といった感じです。

 

僕の施設でも風船バレーはやっていますが、

テーブルを囲んだりして、円形に利用者を集めて

職員が中に入ってラリーを行なっていく

といった感じで試合形式で行うことはありません。

 

各利用者ごとに能力が異なりますし、

実際に行うと特定のところにラリーが

偏ったりすることがあるので、

職員が間に入ってなるべく均等に

行き渡るように調節したりしています。

 

なので、このように

本格的にやっているのは

初めて見たことになります。

ですので、とても新鮮に映りました。

 

 

試合に参加しない利用者は、

このように応援グッズを使って

応援したりしていました。

 

 

ホームグランドのチームは、

このように拡声器を使うなど

他のチームよりも気合が

入っていることが分かります。

 

そういうのを見るのも

初めてだったので、

とても楽しかったです。

 

実際にそれが功を奏したのか

優勝したのはこのホームグランドのチームでした。

 

バスケコート1面を2つに分けて、

2つのコートで試合を行うという

効率化を行なっていましたが、

実際にはコートの端の方にいるチームからは

見にくいといったところや、

職員の方が盛り上がっている

といったところがありましたが、

コロナ禍が明けて家族と利用者が

参加出来る初めてのイベントということもあって

写真を撮ったりして楽しむ家族様がいたりと

楽しめた方がたくさんいたというのが

とても良かったのではないでしょうか。

 

実際に僕もいくつか写真を撮って

楽しめましたし。

 

なかなかここまで大規模にやるのも

大変ですけれど、

参加してみたりするのもアリかもしれませんね。

皆さんはどちらを選びますか?

こんにちは。

 

コロナ禍が開けてからの

4年ぶりの本格的なゴールデンウィーク

ということで、皆さんもいろんなところに

出かけたりされていることかと思います。

 

久しぶりの大型連休ということで、

実家などに帰省されている方も

多いことかと思います。

 

そんな中、久しぶりに

実家の両親とかに会って、

歳とったなあとかと感じたりすることも

あるかもしれません。

 

そろそろ実家暮らしも

難しくなってきたなあと

介護施設に入れようかなあとかと

感じたりすることもあるかもしれません。

 

そんな介護施設なんですが、

一口に介護施設と言っても

いくつか種類があります。

 

そのうちの代表的なものの中に

特別養護老人ホーム(略して特養)や、

介護付き有料老人ホームなどがあります。

 

この二つは同じ介護施設と言っても、

性質が全然違うところとなっています。

一口に言うと、料金が安いのが特養で、

料金が高いのが介護付き有料老人ホーム

となっています。

 

その料金の違いが

実際の介護サービスにも違いとなって

現れています。

具体的にどんな感じで違うのかを

特養に勤めている孤高おじさんのところと

介護付き有料老人ホームに勤めている

カイトキュンのところを一例として、

今回は比較していこうと思います。

 

まずは食事編から。

un88.hatenablog.com

 

まず、孤高おじさんのところでは、

僕(寝てんだか意識あるんだかわかんねーじゃん。これやって(食事介助して)いいの?)🤔

 

と言うような事態が起こっています。

寝ていたり、呼びかけに反応が乏しい状態で

食事介助を行おうとすると、

お餅を喉に詰まらせたりするように

誤嚥と言って、喉にものを

詰まらせる危険性があります。

食事しているその時は大丈夫であっても、

後で熱が出たりする誤嚥性肺炎と言う症状を

引き起こす危険性が高くなります。

その誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうと、

最悪、死に至ることもあるため、

そのような危険な状態では

食事介助はするべきではないと

考えられています。

 

ですが、業務が逼迫しているため、

それでも構わずに食事介助を

強行するように指示がされています。

 

それは、うちではあり得ないです。

孤高おじさんが実際に行ったように、

反応が乏しかったりした時には

違う人の介助に当たるなど、

時間をずらして再度トライすることなどが

正しい対応ですし、

うちでもそう言うふうにするように

指導しています。

 

僕『スズメが米粒を啄(つい)ばむ程度の量と早さでしかご飯食べない人..まったく口を噤(つぐ)んで拒否る人、四六時中奇声あげてるだけで反応ない人..』👀👵👵👴

 

うちでもこのような方は何人もいますが、

全く口を開けてくれない方や

ほんのちょっとしか食べない人などには

担当の医者に看護師より報告の上で、

ラコールやエンシュアと言う

液体の栄養剤が処方されたりするので、

それを代わりに飲んでもらうと言うことを

やったりしています。

 

まあ、それでも飲まない人は飲まないので、

そう言う場合には無理せずに強行しないで、

担当の医者に報告すると言うことになります。

そして、医者からの指示により

点滴をしたりしています。

 

点滴が出来ないような状態になると、

胃瘻と言うお腹の方に管を通して

ラコールなどを流し込むという

ことをやったりする場合がありますが、

孤高おじさんも言っているように、

そこまでしてまで・・

と感じるのは介護職員として

共通の認識だと思います。

 

次は入浴編です。

un88.hatenablog.com

 

うちでは、孤高おじさんのところでいう

カート浴と言うものと、

リフト浴と言って、椅子に座らせて

その椅子をリフトの機械で持ち上げて

浴槽の方に入れていくと言う方式のやつを

使用しています。

また、そのほかに銭湯とかにあるような

大きめな普通の浴槽もあります。

(それを一般浴と言います。)

 

特養では、原則として

介護度が要介護3以上でないと

入ることが出来ません。

これは、介護度が重い方を

優先して入れると言う

システムになっているからです。

なので、基本的に要介護3未満では

入ることが出来ません。

 

ですが、介護付き有料老人ホームでは

そのようなルールはありません。

なので、介護度に関係なく入れます。

また、介護施設なので基本的には

介護が必要な方か入れませんが、

ここではお金さえ払えば、

介護がまだ必要ではないかたでも

入ることが出来ます。

(その分、料金が高くなるけど)

 

よって元気な方もある程度いたりします。

そう言うかたのために

一般浴と言うものもあるのです。

 

機械浴やリフト浴などは

機械になってますので、

浴槽にお湯を張ったりするのは

自動でやってくれたりするんですが、

一般浴の方は普通の蛇口から入れるタイプなので、

職員の方で手動でやらないといけません。

 

元気な方がいる分、

こだわりが強い方もいるわけです。

熱い方が好きな人もいたり、

長く入っていたい人もいるわけです。

ですが、ぬるめの方がいい人もいますし、

ほかにもたくさん入れないといけない方が

いたりするため、

そこら辺をうまく調整すると言う

コミュニケーション技術が

必要になってきたりします。

だからと言って、素直に言うとこを

聞いてくれる方ばかりでもないので、

そこら辺を上手く出来る人とそうでない人では

かかる時間が変わってきたりします。

お風呂には入りたくないと意地でも行かない人もいますし、

ほかにも必要以上に何回も身体を念入りに洗ったり

して時間がかかったりとか、

入浴の動作一つ一つの順番にこだわりがある人

などもいます。

そう言う各個人のロットを覚えないと

いけないと言うのが大変なところとなっています。

 

最後はおむつ交換編。

un88.hatenablog.com

 

特養では、ほぼ全ての人がオムツを付けている

状態の方ばかりですが、

介護付き有料老人ホームでは前述の通り、

介護度が軽い方もそこそこいるため、

オムツを付けていない方も半分ほどいたりします。

 

自分でトイレまで行ける人もいますが、

介助が必要な人が多いですし、

中には自分で行けると思って

自分でいこうとするけど、

すぐに転んでしまうから危なくて

一人では行かない方がいい人などがいます。

また、したくないと言って

全くずっとトイレに行かない人もいます。

もちろん、それでも失禁していることが

多々あるため、時間を見てトイレに

連れて行かないといけない場合が多々あります。

よって、ここでもコミュニケーション技術が

必要になってきます。

 

介助中は当然、職員の目だけでなくて抵抗し暴れ狂い、殴り、掴みかかり、爪を立て、つねり、噛みつき、怒鳴り散らし、唾を吐きかけてくる、自分が必死にてめーの漏らした糞を片付けてやっている要介護者からの物理的な抵抗にも対応しないといけない。 ..もとい、対応してはいけないので無抵抗でいないといけない。

 

オムツを交換する場合でも、

トイレに連れていく場合でも

上記のように激しく抵抗する人も

稀によくいます。

 

そう言う場合には、物理的に対応することが

多々あります。

なぜなら、汚れている不潔な状態のまま

放置しておくことは介護虐待として、

法律で禁止されているからです。

そのため、清潔を保持しないといけない

義務があります。

なので、激しく抵抗があり、

綺麗にすることが難しい場合には、

一時的に腕などを抑えたりするなどの

対応を取ったりしています。

しかし、もちろんあくまで緊急的な

一時的な処置であるため、

本当に手を添える程度です。

強く抑えたりすると、内出血を起こしたり、

皮膚が剥がれたりといったことが

起こったりするため、

そうならないように十分に注意して

あくまでほんの軽めの処置で

対応しています。

言葉の理解などが出来る方には

もちろん、事前に説明した上でなお

抵抗があった場合には、

動かないように警告したりもします。

それでもダメな時に限って

物理的な対応を取っています。

あくまで、それは最後のカードなので。

 

職員によって、こだわりがあったりして

微妙におむつ交換などの手順が違うこともあります。

だからこそ、以前も書いたように

おむつ交換をどんなふうにやっているかを見れば

その職員の技術力や性格の差が分かるとも言えます。

 

いかがでしたでしょうか。

やっていることは同じように見えて

細かいところで違ったりしてますよね。

どちらがいいかとは言いませんが、

料金以外にもサービスにも差があると言うことを

知った上で、選べれるようになると

後悔しない施設選びが出来るかも知れません。