こんにちは。
最近、暖かくなってきましたよね。
でも、朝方とか少しひんやりとする時もあったり。
何、着ようかな。と服選びに迷いませんか？
皆さんは、どのブランドの服を買ってますか？
https://www.guman.site/entry/2019/05/04/203902
ということで、GUman さんのブログをご紹介します。
GUと書いて "じゆう” と読みます。
このブログを開設に至った背景は、結論からいうと認知症高齢者の方に行って頂く塗り絵が少ない、ということにありました。
厳密にはあるにはあるのですが、塗り絵自体が細かすぎたり、
配色が多かったりと難易度が高いんですよね。
実際にその塗り絵を中等度〜高度認知症の方にして頂くと、
「見えない」
「この色何？」
といった発言が聴かれ、何度かアドバイスをしても認知機能の低下が著しく、あえなく失敗体験で終わる、といったケースが少なくありませんでした。
ただ課題は塗り絵だけではないので、
他の課題ができる方は良いかもしれません。
しかし「塗り絵がしたい！」といった方がいるのもまた事実。
この通りなんです。
僕のところでは、毎月1回来月のカレンダーを作成します。
カレンダーの上半分が塗り絵となっています。
A3の用紙で印刷しますので、塗り絵の部分は約A4サイズになります。
このカレンダーの作成というのが僕のお仕事です。
何年か前に "パソコン、得意だよね？" という理由で、
業務委託してきたわけです。
Excel のファイルで出力しています。
入居者全員分を印刷します。
自分で塗れる人は上半分が塗り絵、
そうでない方は上半分が色付きの塗り絵となっています。
塗り絵は、Google 画像検索から検索しているのですが、
著作権の問題があります。
それを考慮しても、子供用の塗り絵が多くヒットするわけです。
大人用の塗り絵もなくはないのですが、
線が薄かったり、絵柄が難しかったりと
なかなか適しているものを探すのが難しいというのが現状です。
なので結局のところは、ある程度は妥協するしかありませんでした。
こういうのがあると、本当に助かります。
自分で塗れる方でも、傍について声掛けしたりする場合もあります。
「どの色にすればいいの？」と何回も聞いてきたりするわけです。
塗る箇所が多いと対応に時間がかかるのです。
また、塗り始めると集中する方もいます。
それ自体はいいことなのですが、あまりにも時間がかかり過ぎると
後で体力的にしんどくなったりする方もいます。
絵柄がシンプルで塗りやすくなっているという点もポイントが高いのです。
また、塗り絵の見本があるのもいいところです。
「どんなんに塗ればいいのか分からない。」となった時に見本を見せる
というやり方が出来るわけです。
さらに、一つのブログにまとまっているのもポイントが高いです。
このブログをブックマークしておいて、
使いたい時にその中から探す。
こちら側の使い勝手がいいように設計されているのです。
利用者の面でも、
職員の面でもいろいろと考慮しているのが
とても分かります。
本当にありがとうございます。
介護施設では、いろんな方がいるわけです。
いろんな方が集団生活をしているのです。
人それぞれ、能力が違う。
みんな違って、みんないい。と言いますが、
それをまとめるのは大変なことでもあります。
平均のレベルでお題を出したところで、
出木杉君レベルだと "簡単。つまんない” となり、
のび太君レベルだと "こんな難しいの、出来るわけないやん。”
となるのです。
それを調整するために、
アドバンテージやハンディーを導入すると
えこひいきだとか言われたりすることもある。
上手いこと、そこをやり繰り出来るのがベテランさん。
こればっかりは、経験値を上げていくしかないのです。
まだまだな僕は、どうしても個別対応出来る
プリントとかに逃げてしまう。
それでも、出来る人、出来ない人が出てくる。
どうしても、出来る人の方ばかりへの対応になってしまう。
ある程度の人数を一人で見るとなると、
どうしても限界がある。
個別対応を少しでも重視しようとすると、
どうしても人手が足りない。
どうしたらいいのかな？
