底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

カブッキーランドのこどおじ介護士カイトキュンのライフハックブログ

底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

間違った正義感は悪になる

こんにちは。

 

突然ですけど、

皆さんは何かにのめり込むことってありますか?

いわゆるオタクっていう奴です。

カイトキュンは、

鉄オタとガジェオタになるわけなんですけど、

誰しも一つくらいはそう言うのがあると思うんです。

 

何かにのめり込むことっていいことなんですけど、

そこから抜け出せなくなる時があります。

そうなると、他の周りが何も見えなくなったりして

危なくなる可能性があります。

今回はそんなお話です。

 

carewarker-diary.hatenablog.com

 

以前紹介したように、僕の施設には

アイドルオタクの男性職員がいるんですけど、

その職員がとある騒動を起こします。

 

とある日のことです。

僕の施設にいるとある男性の入居者が

足の痛みをとても痛がると言う症状が出ました。

朝、起こそうとした時のことです。

ちょっとでも足を動かしただけでも

とても痛がるとのことです。

前日まではそういった症状は

何もありませんでした。

(カイトキュンは前日に

その方の対応に当たっていましたが、

何も変わったところはありませんでした。)

(フロアリーダーもナースも

同様に前日に対応に当たりましたが

同様に変わったところは

何も見当たりませんでした。)

ですが、翌日の朝になると

足の膝の部分が膨れ上がり、

太ももの辺りなどに内出血が

広範囲に確認されました。

 

内出血があったと言うことは、

その部分になんらかの衝撃があった

と言うことになります。

自分でどこかにぶつけたか、

僕らがどこかにぶつけてしまったか

と言うことになるわけです。

 

医者に診てもらった時に、

その男性入居者は

鉄の棒で殴られたとはっきりと言ったそうです。

認知症の症状などはあったが)

そんなことはないだろうけど、

何かがあったのではないかと

言う話にもなったわけです。

 

そこで、そのとあるアイドルオタク職員に

疑いの目が向けられることになりました。

 

彼は、その男性入居者の担当者でもあったんですが、

症状を発症する朝の前日の夜に

夜勤として勤務していました。

(当日の朝も夜勤明けとして勤務していた)

 

彼は、その男性入居者に対して

足のリハビリをしていました。

拘縮と言って、筋肉が固まる症状があり

足がよくくの字に固まることがよくありました。

それを防ぐために足を曲げ伸ばす

リハビリ運動をやっていました。

しかし、彼は特に知識や資格を

持っているわけではありません。

介護の資格もまだ持っていません。

(ヘルパー3級だけは持っていたかな?)

ナースから直接、やり方の指導があったか

どうかは知りませんが、定期的にやっていました。

それを僕らも何度か目撃していたのですが、

そのやり方がとても乱雑でした。

腕立て伏せみたいな頻度で

強い負担がかかるような状態で

やっていたわけです。

卵を自転車かごに入れた状態で

凸凹した砂利道を走っているような感じです。

いやいやもうちょっと丁寧に慎重にやろうよ

と見ていて思ったんですが、

誰もそのことを直接は指導はしていませんでした。

(僕が目撃していないだけでしていたかもしれないが)

彼は、何をどう指導しても

すぐに言い訳ばかり言って

指導に従わない状態でした。

 

なんで、彼が夜勤の時に

足のリハビリをやったんではないか。

それが、原因ではないか。

となったのです。

ですけど、流石に夜に

そんなことしないだろう

(ワンオペである夜に)

と僕らは思っていたわけです。

 

ですが、彼に直接聞いたところ

当時の夜にやっていたそうです。

足の拘縮がひどくなっていたので、

やらなくてはと使命感に駆られてやったそうです。

(足の拘縮がひどくなっていたのは本当)

 

そんなこんなで、彼は夜勤から

外れることになったそうです。

 

めでたくねえ。めでたくねえ。

それでは、また。