底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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状況判断の難しさ

こんにちは。

 

お盆の時期に突入しました。

故郷に帰省されているかたも多いのではないでしょうか?

帰省した時は、皆さんは何をしますか?

僕は実家住まいなので、

墓参りに行く以外はいつも通りの日々です。

 

お盆の時期と言えば、コミックマーケットですよね。

ということで、今回の話題はこちら。

www.comiket.co.jp

 

この件について、この場でとやかく意見を言うのは置いておきます。

今回出てきたいろんな課題について

次回以降で改善出来るように、

みんなで一緒に考えていきたいですよね。

 

今回の件の背景には、想定外の事態が重なったことにあります。

準備会側の見通しが甘かったかどうかは、置いておいて。

想定外の事態が起こった時。事態が想定の範囲から外れた時。

どう判断して、行動するか。

介護の世界でも、大事な話になります。

 

高齢者の方は、病気を患っている方も多いです。

世の中にはいろんな病気があります。

また、同じ病気でもタイプが違う場合もあります。

例えば、認知症と一口に言っても、

アルツハイマー認知症などの種類があります。

www.isshogaiine.com

 

どのタイプで、病状が軽度か重度か。

それこそ十人十色です。

タイプや症状の重さで必要な対応も変わってきますし、

やっていいこと、やったらダメなことも変わってきます。

ですから、そういった医療的な知識も介護では必要になってきます。

僕らも年に何回も研修を受けたりしています。

認知症の方への対応方法も、時代によって変わってきています。

研究などの成果で新たなことが発見されたりもします。

なので、一度覚えたからそれで大丈夫ということにはならないのです。

定期的な知識のチェック、アップデートが必要になってきます。

古いカーナビの地図ですと、役に立たない時もありますよね。

 

そうやって、座学で知識を詰め込んだとしても、

大事なのは、いざ本番になった時に実際に正しく実践出来るかどうか。

皆さんは、いざ AED を使えという状況になった時に、

正しく使うことが出来ますか?

頭では分かっていても、いざその時になると

パニック状態になるかもしれません。

素早く、ミスなく行動出来る自信はありますか?

煽り運転のように、いつ自分の身に降りかかるか分かりませんよ。

 

結局のところ、経験を詰むしかないと思うんです。

今回の件のように初めて尽くしですと、

何かが起こってもおかしくはなかったんです。

と言っても、擁護出来るかというのは別の話。

 

とある高齢者の方が、ご飯を食べなかったとします。

好き嫌いがそこそこあり、いつも残す時は残します。

「お腹空いてない。」と言っています。

その場は気にせずに、そのままスルーしたとします。

ですが翌日、どうも気分が優れないようです。

病院に行きました。

そうしたら、重症な病気にかかっていることが分かりました。

そのまま入院になり、最終的には旅立たれました。

 

ちょっと変だな?と感じるか。

どうせ、いつものことだろう。とスルーするか。

状況判断って難しいんです。

楽観主義に陥りやすいんです。

どうせ、大丈夫だろう。と甘く見ていると

事態が大変なことになるかもしれません。

 

まだ時間があるからって

夏休みの宿題を後回しにしていると、

あっという間に夏休みが終わってしまいますよ。

舐めた真似をしていると、思わないところで転んでしまうんです。

星稜高校の二の舞いになってはなりません。

奥川投手も、いつでも調子が良いとは限りませんし。