底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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危険性を認識して早めに行動しよう

こんにちは。

 

大雨への警戒を未だに続けないといけない状態が続いていますね。

止まない雨はないという言葉がありますが、

限度というものがあるよね。

いい加減にして欲しい。

覆水盆に返らずという言葉があるように、

失われたものが全て取り戻せるわけではないんだから。

 

それでも、僕たちは前に進まないといけない。

歩を止めちゃいけない。

この悲劇を教訓にしないといけない。

www3.nhk.or.jp

 

www.fnn.jp

 

北陸新幹線の長野の車両基地が浸水した時のように、

なんで、そんなところにそもそも建てたんだと

今になって、言うのは簡単なこと。

当時と今では、技術面でも至っていない面もあったのだから。

 

確かに、想定以上の大雨となった。

それが、一番の要因だ。

認識が甘かった部分はあっただろう。

詳しい検証は、自治体などがやってくれるが、

今は簡潔に状況を振り返ってみたいと思う。

 

4日の午前2時ごろより、球磨川の水位が

急激に増した。

そこからは、いっきに水かさが増していき、

あっという間に浸水した。

建物の2階へと避難誘導したが、

全員の避難は間に合わなかった。

 

ハザードマップでは、10 ~ 20 m の

浸水被害が予想されていた地域だったため、

避難のマニュアルがあり、

(県に避難計画を提出していた)

年に2回の避難訓練を実施していた。

でも、想定以上のスピードで事態が悪化し、

対応出来なかった。

 

避難計画がきちんとしたものだったかは、

今後の検証にお任せしておくとして、

もっと早めに避難をしていればと

今からだとそういうことを思ったりもするだろう。

それを見てみよう。

 

www3.nhk.or.jp

 

3日の午後5時に避難準備情報が発令された。

 

www.anshin.pref.kumamoto.jp

 

3日の午後10時20分には、避難勧告が発令された。

 

避難勧告で、対象の住民は全て避難するべき

レベル4に当たる。

 

避難準備情報は一段階下のレベル3に当たるが、

高齢者などは、避難を開始するべきとなっている。

(避難に時間がかかるため)

 

千寿園の場合も、もちろんレベル3の対象に入る。

この時点で避難を開始しておくべきなのである。

ルール上は。

それが、きちんと出来ていただろうか?

球磨川が急速に水かさが増して、

対応が非常に難しくなる4日午前2時頃の

約9時間前に避難準備情報が発令されている。

この情報は、エリアメールや防災無線

千寿園の職員もすぐに把握出来る状態だったはずだ。

 

レベル3を甘く見てはいないだろうか?

震度1や震度2ぐらいに。

僕たちでもレベル3になったら、

いつでも避難が出来る状態に

スタンバイしておかなければならない。

ルール上はそうなっているが、

きちんとそれに従っているだろうか?

 

blog.kaichi-diary.com

 

この機会に一度、総点検してみませんか?

いざとなってからでは、遅いですよ。