底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

世の中にあるいろんな物を試してみよう。

こんにちは。

 

2020年になりました。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

ベタな挨拶となってしまいました。

ベタベタでつるぺったんですね。

はい。

ということで、今回はお餅のお話。

 

www.tantandaisuki.com

 

この流れ、見覚えがある方もいるはずです。

漫画村の騒動です。

国主導でブロッキングしてしまおうという案を出したところ、

いろんな方面から、憲法で保証されている

”通信の秘匿性の侵害” だと叩かれて、

結局のところ、断念したという話がありましたね。

そんな方法よりももっといい方法があるよ。

といろんな案が出て来ましたよね。

今回もそんな流れになっているようです。

 

高齢者に対して、お餅を提供するのは危険性があるけど、

どうしてますか?

というお話を今回はします。

 

まず、お餅を喉に詰まらせて、

高齢者が毎年、たくさん亡くなっている

という事実は皆さんご存知ですよね。

介護に携わっていない方でも、そのくらいは知っているはずです。

もちのロンですよね?

 

ですから例え、上からの命令があったなどとしても、

何も対策などをせずに、提供するのは明らかに問題があります。

上から指示されたとしても、

振り込め詐欺に加担するのは立派な犯罪ですよね。

つまり、裁判となった時に業務上の過失があったとして

罪に問われてしまう可能性が高いでしょう。

 

ですから、提供するのならば

何かしらの対策を行う必要があります。

 

 

 

このように、国などから勧告が出たりしています。

 

 インフルエンザの予防接種と同じように、

これをしたところで、100%防ぐことが出来るのか?

と言われると、それは出来ません。

しかし、確率を下げることが出来るのです。

重症化を少しでも防ぐことが出来るのです。

ですから、やる意味はあるのです。

 

小さく刻むという方法が挙げられていますね。

これも方法の一つです。

これって、お餅?

となるぐらいに細かく刻みましょう。

微粒子レベルまで、粉砕しましょう。

というのは言い過ぎですが、

そのくらいの心意気で小さく刻みましょう。

どれだけ、小さく刻んだところで

お餅はお餅です。

ポイントカードに変わったりはしません。

ですから、"お餅を提供しろという命令"  に

違反したことにはなりません。

そう言った命令をする人が、提供の時までそばにいて、

監視しているわけでもないでしょ?

本当に危ない人には、提供する前にお膳などから

排除することも可能なはずです。

 

実際の現場では、すいとんや白玉などの代替え品を

使用しているところが多いかと思います。

僕のところも、これらを使用しています。

 

見た目では、そこまでお餅と変わりません。

食感などは違いますので、"これ、お餅じゃない" と

文句を言われる方も中にはいます。

しかし、危険性を説明して納得してもらいます。

最終的には、"嫌なら食べなくてもええんやで”

という伝家の宝刀を抜くぐらいの覚悟で。

この宝刀を抜けば、大抵は諦めて食べてくれます。

それだけ、危険だということです。

 

すいとんや白玉を食べれる方もいれば、

それすら食べれない方も中にはいます。

 

そう言った方は、我慢しなければいけないのでしょうか?

介護サービスを受けるという意味で同じ身分のはずです。

きちんと、同じかそれ以上の料金を払っている以上は

(介護度が上のため、掛かる料金が上がる)

そんなことは出来ません。

法律違反になります。

 

ですので、ここでも代替え品の出番です。

 

www.b-style-msc.com

 

なんでも食べれる人から、口から食べ物を全く食べれない方まで

いろんな方がいます。

その人その人で、レベルが違ってきます。

なので、その人その人に合ったレベルの物を提供する必要があります。

厨房の人も大変だということですね。

 

人手が少ない年末年始にそんな手が掛かることが出来るかよ?

という声も出てくるでしょう。

元旦だけ、お正月の三が日だけに区切れば、

人員の特別配置も可能なはずです。

すいとんや白玉を出す時でさえ、喉に詰まる可能性がある

という前提で、準備態勢を整えた上で提供します。

 

その他には、外注という方法もあります。

僕のところでは、元旦からのお正月の三が日は

昼食のみですが、外注しています。

それだけでも、ある程度の負担軽減にはなっているはずです。

 

他にも、塩分制限が必要な人、

糖分制限が必要な人、

といった方々もいます。

 

そういった方々に合った、特別なものが

今はありふれています。

病気だから、仕方がないという時代ではなくなりつつあります。

お医者さんに聞いたりしてみてください。

世の中には、そんなもんがあるんや。

目から鱗のものが出てくるかもしれません。

 

値段は少々高くつきますが、それは仕方がないです。

まずは、試してみることから始めてみませんか?