底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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車椅子の正しい使い方を覚えておこう。

こんにちは。

 

もうすぐで、

東京オリンピックが開催されますね。

ほとんど無観客になりましたが、

これで安心・安全な大会に

近づくことが出来たんでしょうかね?

最後まで何事もなく終わるといいんですけど。

 

そんなオリンピックが終わると、

パラリンピックがやって来ますね。

 

ということで、今回は

車椅子の正しい使い方を

覚えていこうと思います。

 

皆さんも人生で

一度は車椅子を押したりすることが

あるかもしれません。

そんな時に、正しい使い方が出来ていないと

恥をかいてしまうかもしれません。

そうならないように、今のうちに

覚えておきましょう。

 

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まずは、使用する前に

点検を行いましょう。

車椅子のタイヤに十分空気が入っているか。

十分な空気が入っていないと

押すのにより力がいるようになる

(進みにくくなる)

また、十分な空気が入っていないと

ブレーキが上手く効かなくなったりします。

(ブレーキがタイヤに上手く当たらなくなる)

タイヤを手でグッと押したら、

グッと反動が返って来れば大丈夫です。

(タイヤの下の部分が凹んでいたらアウトです。)

 

ブレーキがちゃんと効くことも

確認しておきましょう。

ネジが緩んでいたりして、

ブレーキの位置が動いていたりして、

ブレーキの効きが甘くなっている場合があります。

ものによっては、

ブレーキを前に倒すことで

ブレーキがかかるものと、

ブレーキを後ろに倒すことで、

ブレーキがかかるものに分かれます。

ブレーキの形が違うので

見れば判別が可能ですが、

初めて使う場合は確認しておきましょう。

 

点検が済んだらいよいよ使用です。

大抵は、車椅子は普段は畳まれているので、

使用する際には車椅子を広げる必要があります。

(使い終わった後は、畳んでおきましょう)

 

車椅子の手で持つ部分を持って

車椅子を広げてから、

車椅子のシートを手で押さえて広げます。

(この際、ブレーキをかけておくこと)

 

畳む場合は、シートの前後を

手で持って車椅子を畳んでから

手で持つ部分を持って、完全に畳みましょう。

 

段差を上がる場合は、

車椅子の後ろについてある

棒の部分を足で踏んで

車椅子を持ち上げます。

(その際、要介助者に車椅子が上がることを

知らせておくことがマナーです。)

 

下り坂を通る際には、

車椅子を後ろ向きにして

介助者が車椅子を塞き止める感じで

行きましょう。

(もちろん、ハンドブレーキも使用しながら)

ハンドブレーキがない車椅子もあります。

そんな時は、自力でなんとかするしかないです。

 

他にも、

足を乗せる部分(フットレストと言います。)

を左右に動かせれるものと

動かせれないものがあります。

腕を乗せる部分(アームレストと言います。)

がある車椅子の横の部分を

上に上げれるやつもあれば、

出来ないやつもあります。

車椅子のサイズも小さいものから

大きいものまであります。

 

つまり、一口に車椅子って言っても

色々なタイプがあるわけです。

使いやすいやつもあれば、

使いにくいやつもあります。

使う際には、使う人にあった

やつを選ぶようにしましょう。