底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

長期的に及ぼす影響を考えて行動しよう。

こんにちは。

 

本日、26日は風呂の日ですね。

皆さんは、銭湯とかって入ったことがありますか?

僕は数回ありますけど、

銭湯って、ルールというのが

いくつかあったりしますよね。

湯船に入る前に身体を洗えとか。

 

身体を先に洗う理由、

後に洗う理由。

それぞれ理由があるわけですけど、

皆さんはどちら派ですか?

 

僕は温泉とかだと

身体は後に洗ってるんですが、

銭湯だと先に洗えって書いてあったりしますし、

結局、どっちがいいんですかね?

 

そういう風に困って悩んでしまうときって

ありますよね。

ということで、今回はこちら。

 

un88.hatenablog.com

 

以前、こんなのを書いたように

carewarker-diary.hatenablog.com

 

現在の介護には自立支援という考え方があります。

 

何が正しいかなどは

時代によって考え方や

価値観が変わってくるため

答えも変わってきます。

 

以前は、手を出す介護が当たり前でした。

利用者さんの行動を先読みしたり、

思いを汲み取ったりして、

利用者さんが動き出すより先に

サービスを提供したりするのが

いいという考え方がありました。

 

ですが、今はそのような介護は

良くないという考え方が主流となっています。

 

利用者は年月が経てば経つほど、

どんどん歳を取ります。

そうすることで、筋力の低下など

身体能力の低下などが起こります。

それによって、今よりも出来ることが

どんどん減っていきます。

 

それなのに、出来ることまで

こちらが先にやってしまったりすることで、

動くことがさらに減ってしまい、

身体能力の低下などをさらに促進してしまう

という事態となってしまいます。

そうすると、今まで出来ていたことが

さらに出来なくなります。

介護の手がさらにかかるようになります。

そうすることで、自分の思った通りに

行動することがさらに困難になります。

自分らしく生きることがさらに出来なくなるわけです。

それって、良くないですよね。

たとえ、本人が希望したことを

やってあげていただけだとしても、

そうなってしまっては元も子もないですよね。

いくら本人がそれでも良いって言ってたとしても、

それに加担してしまうのは良くないよね。

っていう考え方になります。

 

今のままを維持出来るなら

維持しておいた方がいいに決まってますよね。

(その方が制限が少なく生活出来るため)

 

自分らしく生きれるなら

生きたいですよね。

他人にあれこれ指示されっぱなしで、

四六時中監視されっぱなしで、

自分の考えで好きなように行動出来ない

奴隷のような生活を送りたいか?

もちろん、NO ですよね。

 

これが、介護の自立支援という考え方です。

 

kaigoworker.jp

 

介護の手がかかるようになり、

自分で動けなくなると、

ベッドから起きたりするのが

自分一人では出来なくなります。

冬のポカポカお布団で

ぬくぬくしたいのに、

朝ごはんだからって

無理矢理起こされるのって

嫌ですよね。

 

自分の起きたい時間に起きて

自分の食べたいものを食べる。

それが自分らしい生活ですよね。

 

どっちが本人にとってもいい生活かは

一目瞭然ですよね。

 

なんでもかんでも『御入居者様の想い』とかいう糞理論で

言いなりになることが、“正しい介護/理想の介護”

ではないと思うのだけれど

 

今さえ良ければ、それでいいって

考え方ばかりしていると、

知らず知らずのうちに損しているかもしれませんよ。