底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

みんなで動く難しさ

こんにちは。

 

なんか久しぶりの更新な

感じがしていたんですけど、

調べてみたら約2週間前に

更新してましたね。

 

最近になって本格的な冬が

到来して来ましたね。

北日本では記録的な

大雪になっているみたいですね。

こちらはまだ積雪は記録してませんが、

明日から明後日にかけて来るみたいです。

近年は、12月はまだそんな本格的に

雪が降り積もることはなかったので、

ちょっと身構えてます。

 

そんな近況ですが、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

あのですね。

またうちの施設で

ちょっと騒動が起こったので、

皆さんにご報告致しますね。

 

とある職員の母親が

コロナの陽性になったんですね。

そこまではよくある話だったんですけど、

その経緯にちょっと問題がありまして

騒動になったんですね。

 

とある日のことです。

カイトキュンは、朝いつもの通りに

出勤したんですね。

出勤の準備をしていたら、

施設の電話が鳴りまして。

朝、施設の電話が鳴るのは

たまにしかない珍しいことで、

職員が休むという連絡だったりするので、

ちょっと身構えるところがありまして。

電話を取ったのは僕ではないんですけど、

電話を取った人が、とある職員の家族さんから

その職員宛ての電話だと言っていました。

ただでさえ、朝の電話で少し珍しいのに、

家族とかから職員宛てに電話となると、

さらに珍しいことになります。

 

ちょっと気にはなったんですけど、

出勤準備のために更衣室に移動したんですね。

すると、その更衣室のフロアに

その電話宛ての職員がいたんですね。

その職員が、母親がコロナ陽性になった

と誰かに言っているのを聞いたんですね。

別に聞き耳をたててたわけじゃないんですけど、

その職員は声がとても大きい人なので、

聞きたくなくても、自然と耳に入ってくる

タイプだったんですね。

 

その情報を聞いて、

施設の上司に報告したんですね。

(施設でのルール上は家族が陽性になった

時点で、職員が自宅待機になります。

なので、すぐに帰ってもらう必要があります。

まだ上司は出勤前で、

本人もまだ報告していなかったみたいなので

代わりに僕が報告したんですね。)

 

その後、上司が職員に

細かい事情の説明を聞いたみたいです。

そこで、細かい経緯が見えて来たのです。

 

この日の前日に施設内で

社内研修がありました。

その日、その職員は休みでしたが、

研修に参加するために出て来ていました。

(研修の進行の担当者でもあったので)

 

ですがその日、

その職員の両親が

具合が悪くて緊急搬送されていたみたいです。

そこで検査を受けたところ、

今回のコロナ陽性が発覚した

という感じです。

その緊急搬送にその職員は

付き添っていたそうです。

その後に、研修に出てきた

という流れです。

ですが、そういった報告は

一度もその職員からは

ありませんでした。

(施設内でのルールとして、

家族に体調不良者が出た場合などは

報告するようにとなっていました。)

 

その次の日も、

何事もなかったかのように

出勤してきて、勤務していたわけです。

電話があって発覚したわけなんですけど、

その時点でもうすでに

施設の朝食まで終わっており、

入居者とバリバリ接触していたわけですね。

 

その後、待機していたその職員も、

結局、陽性が判明しました。

 

もっと早く事態を

判明出来ていれば、

社内研修で他の職員と

接触する機会を減らせましたし、

介助で入居者と接触する機会も

減らすことは出来たでしょう。

ですが、それが出来ませんでした。

 

その結果、その職員が働いている

フロアだけでなく、

他のフロア全部が

隔離対象エリアとなりました。

全体の負担が増える結果と

なってしまいました。

 

介護というのは

チームワークだと言われていますが、

本当にその通りだなあと

実感する事態となりました。

 

サッカーにオフサイド

というものがあります。

相手のディフェンダーの最終ラインよりも、

前に飛び出てプレイすると

アウトになるよと言ったルールです。

 

このオフサイド

成立するためには、

ディフェンダーの全員が

きちんと一列になっていないといけません。

誰か一人でも皆と動きがずれて

一列になっていないと

オフサイドが成立しません。

それでゴールをノーゴールに

出来るかどうかが変わってきます。

 

そういう感じに似ているなあ

と思った次第であります。

 

みんな同じ気持ちで

一緒に動こうとしても、

なかなか上手く以心伝心

出来ないなあってことですね。

 

だからこそ

面白い部分もあるんですけど、

こういうことがあると

本当に面倒くさいなあって思います。

完全にこういうのを防ぐのは

無理だと思うし。

 

うちの施設では出勤時に、

計測してきた体温を紙に書いて

報告するというルールがあります。

 

しかし、その職員は

なんと毎日同じデータを

記録していたのが、

今回の騒動で発覚しました。

体温が毎日同じだったのです。

医学的にあり得ないはずですが、

毎日、36.0度と記録されていたのです。

 

嘘のような本当にあった話です。

信じるか信じないかは

あなた次第です。