底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

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底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

The Long And Winding Road

こんにちは。

まずは、こちらをお聞きください。

 

 

僕が好きなビートルズの曲の一つです。

人生って、長くて曲がりくねった道だよね。

山あり谷ありでいろんなことがあるよね。

 

carewarker-diary.hatenablog.com

 

スタートラインに立つまでもいろいろとあったけど、

それからもいろんなことがあったんだよね。

でも、それを乗り越えてきて今がある。

 

 

 

 

 

かいちくん。

介護の世界に飛び込んでから10年経ったってよ。

 

僕の上司から勤続年数10年になったという報告を聞いた。

”ふーん。そうなんだ。” 僕としては、それくらいの認識だった。

でも、上司は感極まっていた。

まるで、我が子の卒業式に出てる親みたいだ。

というか、本人がそう言っていた。

自分の子みたいな感覚。だって。

 

社交辞令抜きにしても、オーバーリアクションで

こちらがどうリアクションしていいのか困ったほど。

とても、光栄なことだよね。

可愛がられてきた。

というわけでもない。

本人曰く、”特別扱いなんて出来ないタイプ” だそうで。

だから、僕も特別扱いはされなかった。

何回も叱られてきたけど、それを乗り越えてきたわけで。

叱られたと言っても、正論がほとんどだったし。

(たまに、不機嫌で八つ当たりっぽい時もまあまああったけど。)

 

Many times I've been alone And many times I've cried

Any way you'll never know The many ways I've tried

 

この部分ですよ。

この曲の一番、好きなところ。

 

叱られるのが、嫌だから叱られないように何度もトライしてきた。

ずっと一人で戦ってきた。

何回も心の中で泣きたくなった時もあった。

 

付き合いが長くなるにつれて、

お互いのことが少しずつ分かるようになった。

そうなると、少しでも行動しやすくなる。

(言動の予想が出来やすくなったりするため)

 

 職員でも入居者の方でも、長い付き合いになる方がいる。

そういう方とは、阿吽の呼吸が生まれてくるんだよね。

アイコンタクトで会話するようになったりとか。

長い付き合いになるからこそ、出来る荒技だ。

信頼関係が築けたからだ。

 

僕は、平成の第1期生なんですよ。

つまり、僕の一つ年上から昭和生まれになるわけで。

周りの職員から、昭和生まれだよねっていう前提で

話しかけられることもよくあることで。

僕が平成生まれであることを知ると驚かれるわけで。

”僕、平成生まれなんですよ?”

これだけで、マウントが取れた。

 

それが、今ではもう一つ増えた。

”ここに来て、何年になる?”

近年、周りの職員からそう聞かれたりする。

その際に、自分が入社してきた年齢から計算して

初めて、自分の勤続年数を知ることになる。

それを相手に伝えるだけでも、驚かれるわけで。

 

僕ももう年を取ったということ。

もう若くはないんだなあ。

こんなことで、マウントを取るようになってしまったんだから。

 

でも、やっぱり感慨深い。

平成第1期生の僕が、新元号の令和元年に勤続10年を達成する。

これって、凄い偶然じゃないですか。

狙おうと思っても、そう簡単に出来るわけではないわけで。

それをやってのけた。

この僕が。

これって、凄い奇跡じゃないですか。

とても、目出度い。

天皇即位の年でもあるわけで。

とても、素晴らしい。

天晴れですよ。

 

今度、また表彰を狙おうとしても、

今度は勤続年数20年まで待たなければならない。

つまり、もう十年かかるわけで。

とても遠い道程だ。

 

入社した時は、そこまで長い付き合いになるとは思ってなかった。

そんなつもりなんてなかった。

今でも。

ここまで来たら、20年も目指したい気持ちもある。

でも、ずっとここにいるつもりがあるわけでもなくて。

どっちつかずな状態がこれからも続いていくんだろうなあ。

それがいいのか悪いのか分からないけど。