底辺男性介護士カイトキュンのライフハックブログ

カブッキーランドのこどおじ介護士カイトキュンのライフハックブログ

底辺男性介護士のカイトキュンが介護に纏わるあれこれを考えていくサイトです。

上手く両立することは出来るかな?

こんにちは。

 

最近、テレビでケンタッキーのCMが

増えてきましたね。

"クリスマスが今年もやって来る"と

今年も脅迫しているやつですが、

サンタさんからプレゼントが貰えると

楽しみにしている人もいるかと思います。

そういった人達は、今頃歓喜しているんじゃないのかな。

そういった人向けに東京都がこんなものを用意したそうです。

 

 

"歓喜" のうたで、" 換気" するように

" 喚起" したということです。

なかなか健闘した駄洒落だと思うんですが、

皆さんはどう思います?

 

ということで、今回は検討のお話。

 

www.joint-kaigo.com

 

お国さんが、介護施設の人員配置基準の

緩和を検討し始めたというニュースです。

 

現状は法律で、介護施設の人員配置基準は

職員 一人に付き三人までの

高齢者の面倒をみれるという

1:3 の比率となっています。

 

これを 1:4 にしてみては?

というお話です。

 

Twitter では反対の声が

続々と挙がっているようですが、

皆さんはどう思いますか?

 

個人的には、十分に検討してみる

価値はあると思います。

 

1:3 から 1:4 に比率を変更すると

職員一人につき、面倒をみないといけない

高齢者の数が増えるということで、

つまり、職員の仕事量が増えることになりますが、

そうなると、介護のクオリティー

低下することなどが想定されます。

それを防ぐために、センサー類や

見守りカメラなどの機器を導入して

なんとか現状のクオリティーを維持したままで

出来ないかを検討しているようです。

 

現状では、介護施設の人員配置基準を

満たせないために

利用者の受け入れを停止している施設などが

一定数あります。

ベッドは空いていても人員配置基準を

満たせていないために

新たに人を入れられないということです。

(入りたい人とかがいても)

それって単純に勿体無いですし、

経営的に凄く痛手になります。

 

なんで、人員配置基準を

緩和させることで、

その問題を改善させることが出来ます。

介護施設で働いていると

経営者から

"施設で空きをなるべく出さないように"

とよく言われるというのがあります。

ベッドの空きがどれだけあるかというのが

経営に直接的に関係してきます。

なんで、僕ら職員の給料を上げるためには

ベッドの空きをなくすというのが

一番の近道でもあります。

(介護度が高い方がより

入ってくるお金が増えるので、

介護度が高い人を優先的に入れると

より経営的には良くなる)

 

ですけど、働く僕らにとっては

今でも仕事量が多くて忙しいのに

さらに増えるとなると敵いませんよね。

 

それを改善してくれるのが

IT化だと思うんです。

 

carewarker-diary.hatenablog.com

 

carewarker-diary.hatenablog.com

 

上記の記事でちょっと触れてますが、

僕の施設は介護付き有料老人ホームなんで

入居者一人ずつの個室タイプとなってます。

その各個室ごとに見守りカメラが付いています。

それを各フロアにあるヘルパーステーションの

各PCごとで確認することが出来ます。

映像は1秒ごとに数枚ぐらいのペースで

撮影された静止画をコマ送りで動画化しています。

それをヘルパーステーションのPCに転送しています。

実際には、ほんの数秒ほどラグがあったりしますが、

まあほとんどリアルタイムです。

1フロアにつき、個室が16ありますが、

それぞれの映像が全てディスプレイに

一画面になって表示されます。

設定でスクリーンセーバーがオフになってます。

なんで、常に全ての個室の様子が

一目で見て取れます。

これが凄く助かるんです。

 

夜間帯は2時間ごとに各個室を

巡回するというルールになってるんで、

やってますが、PCで寝てるかどうか

先にすぐに確認出来るわけで、

巡回を簡略化出来ます。

また、何か物音とかがした際にも

どこか異変がないかもすぐにさっと確認出来ます。

ドアが開く音がした時も、

誰が出てきたのかもすぐに判明出来ます。

 

見守りカメラがないと、

何かちょっと物音とかがしただけでも

各個室を巡回しないといけなかったりします。

どちらが楽か一目瞭然ですよね。

それでも、安全性はきちんと維持出来てますし。

 

また、動き出す前や出し始めに

先手で行動することも出来ます。

それによって、

変な行動(オムツ外しなど)を

事前に制止することも出来ます。

後で発覚した時よりも

仕事量はトータルで見ると

少なくなったりするはずです。

 

IT化することで、

それらの利便性があるのです。

ですから、やらないよりかは

やったほうが断然いいですし、

投資に大金が掛かっても

その価値は十分にあるはずです。

(長期的に見ればすぐに元取れるはず)

 

なんで、抵抗がある方もいるかと思いますが、

ドシドシやってみるべきだと思うんです。

カチカチな古い体質から

脱却する価値があるんです。

 

まだまだいろんな課題があると思いますが、

どうせなら楽したいですよね?

科学技術とかで上手く両立出来る未来が

来ると僕は信じてます。